脱力トレーニング 流体重み伝達 腕

脱力トレーニング 流体重み伝達 腕 

facebookにも書いたけど、

治療に伺った先で頂いたお菓子にビックリした。

クッキーの個包装がハンパない。

一つずつ袋に入れた上に、

プラスチックケースでも個包装。

で、特筆すべきポイントのない味。

とにかく見た目だけで売ろうとする意図に、

正直ウンザリする。

その反面、見た目をアピールしないと、

味わってさえもらえないのも事実だよね。

 

 

脱力トレーニングに限らず、

トレーニングというのは基本、

地道な作業の繰り返し。

その一見単調に見える作業の中に、

新しい感覚の手がかりを自分で探し出す。

どんな派手に見える技も、

身につける過程は地味なもの。

 

 

動画は、カラダの重みを腕に集めて、

両手で腕を掴んでいる相手を下に崩している。

見て欲しいポイントは、

最初に何か言いながらお腹や腰を揺らしているところ。

掴まれた腕を筋力では動かさずに、

お腹や腰を脱力して揺らすことで、

結果として腕を動かしている。

 

脱力トレーニングにおける重要な感覚の一つ、

流体感覚。

人のカラダの6割〜7割は水分で出来ている。

カラダを流体として扱うことが、

本来の機能を発揮するための必要条件。

そしてカラダは力むほどに固体に近づき、

緩むほどに流体に近づく。

だからまずは、徹底的に脱力。

地味に。

地道に。

 

腕の筋力を使ってないのに腕から力が出る。

たったこれだけのことが、

脱力トレーニングの面白さの根っこだと思う。

今までの力を入れた感覚がほとんどないのに、

結果としては大きな力を使っているギャップ感。

でもこの面白さは、

残念ながら見た目じゃ伝わらない。

普及のための試行錯誤はまだまだ続きそうだなぁ。

 

 

P.S.

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