脱力した腕をどうやって動かすのか?(その1)

今朝の明石公園は、
夏の到来を感じさせる日差しが印象的でした。

$練気武颯拳&東洋医学でFreeな心と身体♪-明石公園2012.6.29

季節の変わり目を肌で感じることが出来て、
なんだか幸せな気持ちになります。

それはさておき。

最近の練気武颯拳の修練では、

「完全に脱力させた腕を挙げる」

ということを行っています。

この、

「完全に脱力させた」

というところがポイントです。

ここがなかなか理解できません。
理屈においても、感覚においても。

立っている状態で挙げた腕の力を完全に抜くと、
当然ですが腕は落ちます。

「当然」と書きましたが、
まずはこれが本当に大切です。

腕が落ちる状態であるということが、
武颯拳の修練における大前提なのですから。

そしてこの落ちる状態の腕を、
どうやったら「落ちる状態のまま」挙げることができるのか。

それが、今行っている修練なのです。

「『落ちる腕』を、『落ちる状態のまま』、『挙げる』」

言葉で書くと、
思い切り矛盾していますよね(笑)

ですが、ちゃんと順を追って考えれば、
実は全く矛盾してはいないのです。

ということで、
まずは最初の質問です。

腕はなぜ落ちるのでしょうか?

(以下、次回へ右矢印

武颯塾大阪支部集中修練(2012.6.24)

昨日は武颯塾大阪支部での集中修練の日。

10時~12時は「古伝陳式太極拳」の時間です。

この4月から始まった集中修練での太極拳、
3名の方が新規で修練に取り組まれています。

全く「脱力」や「太極拳」に触れたことが無い人に対して、
師範がどのように指導をされるのか。

様々な形で気持ちを引っ張る様子が、
とても勉強になります。

また、修練を長年続けている人と新しい人とでは、
当然指導する内容が変わってきます。

進み具合の違う人達にどのような指導をすればいいのか、
私が同じ立場であれば考えさせられるだろう場面です。

今回の師範の指導方法は、

「身体の好きな部位を触らせる」

というものでした。

なるほど確かにこの方法であれば、
それぞれが自分の気になるところを触ればいいわけです。

進み具合に合わせて異なる疑問点を、
各人が触れて感じて解決できるのです。

私自身は股関節の動き方や、
そこから勁力がどのように伝わるのかを感じ取ろうとしました。

新しく始めた方も、

「太極拳が全身運動である」

ということの意味を肌で感じられたのではないでしょうか。

月に一度の太極拳集中修練が始まって3か月。

修練の度に毎回、
型の一番初めから教えてもらえます。

今からでも全然参加OKですので、
興味のある方はご連絡ください。

大谷 亘
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

一般のスポーツ教室では教えてもらえない身体の使い方を、
茂呂師範から直接指導してもらえる数少ないチャンスです。

ご連絡、お待ちしております。

脱力でパフォーマンスは向上する

昨日の武颯塾神戸修練会には、
無料体験の方が2組4名もお越し頂きました。

今まではスポット的におひとりで来られる方ばかりだったので、
これまで以上に気合が入りました。

一組は空手をやっている女の子とそのご両親。
もう一人は合気道や脱力に興味があるという女性。

皆さん、「力を抜く」ということに興味があるということで、
とても真剣に話を聴いて下さったのが印象的でした。

体験で行った内容は、
20分ほどのストレッチと、
2人組になってお互いを緩め合うことだけ。

2人組で緩め合う前後に、
女の子には空手の型を表演してもらいました。

私自身は空手の経験がないので、
その型において求められている内容はわかりません。

ただ、緩め合った後の表演では、
肩の力みが取れて動きのキレが増していました。

私自身の技量はともかくとして、
武颯塾で教えて頂いている「脱力」の効果を今一度確信しました。

本当に、ただ力の抜けた状態になるだけで、
パフォーマンスは明らかに上がるのです。

ということは、スポーツなどの練習前にちゃんと身体を緩めれば、
それだけで質の高い練習ができるということです。

自分自身の修練においては「脱力」の難しさを感じることもありますが、
出来るだけ多くの方に「脱力」を感じてもらいたいと改めて思います。

昨日お越しいただいた皆様、
おかげで良い修練が出来ました。

この場を借りてお礼申し上げます。

毎日9時間

昨日、武颯塾神戸修練会に体験希望の方が来られました。

とても丁寧なメールを頂いていたので、
てっきり女性だと思っていたのですが男性でした。

子供の頃から卓球を続けていて、
大学生の時の練習時間は毎日9時間!!

卒業後も毎日5時間練習をされているそうです。

私のサラリーマン時代の修練時間が毎日2時間、
独立した今の修練時間が毎日4時間半。

修練の質ももちろん大切ですが、
やはり量も絶対的に必要です。

せめてもう1時間は修練時間を増やしたいと、
あらためて思った昨日の修練でした。

新しい出会いがあると、
やっぱり勉強になりますね。

今朝の明石公園は、
あいにくの曇り空。

なんとか雨が降り出す前に修練を終えることが出来ました。

練気武颯拳&東洋医学でFreeな心と身体♪-明石公園2012.6.12

ちなみに昨日の亀の産卵場所は、
しっかりと土がかけてありました。

無事に産まれることを祈ってます。

女性も「もちろん」できる、練気武颯拳

先日の武颯塾神戸修練会の修練風景です。

養体(横押し)

不定期でも女性が参加してくれると、
雰囲気が全然違いますね。

武颯塾の修練は、

「老若男女問わず、誰にでもできる」

ことが大きな特長となっております。

「上に挙げた手が落ちる」というような、
当たり前のことを当たり前に行うことを修練します。

運動不足で身体がなまっている方や、
怪我をしてスポーツをやめてしまった方でも気軽に参加できます。

また、二人組や三人組での修練が主になりますので、
友達同士や恋人同士、親子や夫婦での参加も大歓迎です。

お住まいが遠くて定期的に参加が難しいという方も、
無料体験に参加されるだけでも結構です。

「力を抜く」という感覚と、
その為の方法を理解していただけると思います。

ぜひ一度、体験にお越しください。

連絡先:大谷 亘
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

心よりお待ちしております。