ジブリの大博覧会でひたすらFAXを読んだ件

 

*ネタバレ案件につき注意

 

兵庫県立美術館で、

ジブリの大博覧会を見てきた。

 

 

猫バスや飛行船、

数々のポスターも見応えがあったけど、

今回のメインは間違いなく、

「鈴木プロデューサーのお仕事」だ。

特に、糸井重里さんとの宣伝コピーをめぐるやり取りは、

お互いの手書きのFAXを展示してることもあって、

当時の熱がリアルに伝わってくる。

たった一行か二行の言葉に込められた、

濃密な想いの数々。

展示されている製作の過程を観ていると、

気の遠くなるような枚数のセルを重ねて出来た作品を、

わずかな言葉で言い表そうということ自体が、

無茶振りもいいところだとさえ思えてくる。

しかしそんな困難を乗り越えて、

生み出された言葉たち。

 

「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。

たぶん。」

 

「カッコイイとは、こういうことさ。」

 

「生きろ。」

 

もう、言霊ですよコレ。

「生きろ。」一言のために、

どんだけ魂削ってるんだか。

糸井さんヤバい。

字がカワイイ。

まさかジブリの大博覧会で、

ひたすらFAXを読むとは思わなかったw

会場にいたほとんどの時間FAX読んでた気がするのに、

満足度MAX。

楽しかった。

 

ただ、GWとかはマズイかも。

通路が比較的狭いので、

読了待ちの大混雑が目に浮かぶ。

グッズコーナーのレジも。

タイミングを見計らって行かないと。

 

早くUSJにジブリのテーマパーク作って欲しい。

 

 

脱力トレーニング 筋力と脱力の違い

 

随分と久しぶりの投稿になりますが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

文章を書くというのは面白いもので、

せき立てられるように書きたくなる時期と、

どうしても思ったことが書けない時期が、

入れ替わり立ち替わりやってきます。

私だけかもしれませんがw

だから、継続してブログや小説を書き続けている人を、

心からスゴイなぁって感じてしまいます。

 

 

さて。

long time no seeなblogを更新しようと思ったのは、

最近来てくれている方のこんな質問がきっかけでした。

 

「脱力して生まれる力ですが、

だれもかれも同じ強さということはないと思うのですが、

どうでしょうか?」

「人によって力に強い弱いがあるとすると、

要因は何でしょうか?」

「同じくらい脱力ができているのに、

差が出るという要因はあるのでしょうか?」

 

こういう質問をもらえると、

自分がどの程度理解しているのか、

理解を言葉にして伝えることが出来るのか、

良いテストになりますね。

ブログの記事にもなって一石二鳥ですw

というわけで、以下がその回答になります。

 

ちなみに、

理解の程度によって回答が変わること、

現状の私の理解での回答であることを承知願います。

 

まず大枠の概念として理解して欲しいのですが、

筋力(主体)と脱力(主体)との最も大きな違いは、

筋力が筋収縮によって力を生み出すのに対し、

脱力は主に重力と抗力といった、

すでにある力を使う点にあります。

 

筋力=私が力を出す

脱力=(私)に働く力を使う

 

そしてこの(私)に働く力には、

相手が加えてきた力も含まれます。

なので、脱力で使える力の大きさは、

使う人によっても、相手によっても変わります 。

ただ、地球上にいる限り、

重力はいつでもどこでも誰でも使えますね。

 

次に使える力の強弱の要因ですが、

大きく分けて3つが考えられます。

 

まずは知覚能力。

重力や抗力その他、

身体に働く力をどれだけ正確に感知できるか。

脱力がすでにある力を使う以上、

それ自体への感覚が研ぎ澄まされるほど、

大きな力を使えます。

例えるなら太陽光発電におけるソーラーパネルや、

風力発電における風車の性能が良いほど、

大きな電力を生み出せるようなものです。

 

2つ目は伝達能力です。

筋力でも脱力でも地球上にいる限り、

使える力のほと んどは地面からの抗力を必要とします。

重力や相手からの力を地面に流した反作用としての効力を、

いかにロス無く、あるいは増幅して相手に伝えるか。

イメージとしては、

自転車のチェーンのようなものです。

錆びて固くなっていると、

うまくホイールに力が伝わりません。

 

3つ目はコントロール能力です。

すでに身体に働いている力を、

どれだけ効果的に対象へと加えられるか。

もちろんこれは筋力でも同じですが、

力を分散させずに集約する技術が必要です。

ただ、

筋力は自分で出している力をコントロールするのに対して、

脱力ではすでに働いている力を使うため、

より精密なコント ロール技術が必要です。

イメージとしては、

バケツに入った水を手ですくってまくのが筋力で、

バケツを振ったり傾けたりしてまくのが脱力です。

 

脱力のレベルはこれら3つの要因全てに関係します。

ただし、風の無い場所の風車も、

夜のソーラーパネルも電気を生み出しはしません。

同じように脱力も、

「重力を知覚して使う」

という意図が無ければただの腑抜けです。

仮に同じだけ腕の力を抜いたとしても、

相手に合わせるのか重力に合わせるのかで、

強さは全く違ったものになります。

なので修練としては、

「とことん力を抜く」ことと、

「その時身体に働く力を感じる」 ことを、

同時に行う必要があるのです。

 

以上、質問への回答という形で、

脱力トレーニングにおける「力」について、

簡単に書いてみました。

お役に立てれば幸いです。