12/14武颯塾大阪支部セミナーレポート

 

こんにちは、ワタルです。

今日は、12/14に行われた武颯塾大阪支部のセミナー、

「How to 脱力」のレポートを書きます。

 

今回のセミナーにおいても前回と同じく、

「どうやったらカラダの力を抜けるのか?」

「リラックスしたら、カラダはどう動くのか?」

について、体感して理解してもらう事がテーマでした。

 

それにより、力を抜けなくさせている大きな原因となる、

「力を抜いたら弱くなる」

というカン違いを取り除く。

そのために、

「力を抜いて、力を出す」

という、カラダ本来の使い方を数多く経験する。

より自然で無理のない動きに近づけていく。

それが、今回のセミナーだけでなく、

武颯塾の修練全般に共通する目的です。

 

その意味において、「脱力」を学ぶことは、

武術やスポーツに取り組む方以外にも、

大きな意義があります。

今回のセミナーには、

消防・救急関係や理学療法士をはじめ、

主婦や学生を含めた様々な方々に参加頂きました。

 

今回に限ったことではありませんが、

武颯塾の修練は一般的な武術の稽古とは随分違います。

立つ、座る、歩く、腕を伸ばすといった、

日常の中で当たり前にしている事を取り上げます。

こういった基本的な動作を改善していく修練なので、

様々な方々の役に立つと自信を持って言えるのです。

 

実際、今回のセミナーで行ったことは、

寝転ぶ、腕を伸ばす、歩くという3つの動作です。

これらの動作を筋力と脱力とで比べながら行うことで、

その違いについてよりハッキリと理解できるのです。

普段何気なくしている動きだけに、

最初は脱力でやることに対して戸惑いを感じたかもしれません。

けれども「力を抜いたら力が出た」という体験を重ねるうちに、

師範の説明をより熱心に聴かれていたのが印象的でした。

 

またセミナー後半には、私に見えていた限り全ての参加者が、

3つの動作を脱力で行うようになっていました。

その意味においては、

「脱力を体感して理解してもらう」

というセミナーの目標は達成できたと思っています。

 

あとは願わくば、今回参加頂いた方々には、

今後の生活でも脱力を活かしていただき、

周りの人たちにも伝えて貰いたいです。

そうやって脱力の輪が広がること。

それが私達がこのセミナーにかけた想いです。

是非ともご協力をお願いします。

 

最後になりましたが、

年末の忙しい時期に参加頂いた皆様に、

心よりお礼申し上げます。

今後とも武颯塾大阪支部をよろしくお願い致します。