寝ているくらいに楽に立つ

寝ているくらいに楽に立つ

こんにちは、ワタルです。

今日は、寝技の修練の有効性について書きます。

私は武颯拳を始めるまで、
自分が寝技を好きになるとはこれっぽっちも考えませんでした。

中学や高校の体育の授業で行う柔道。

ほとんどが冬場に行うので、
畳は冷たいし、硬い柔道着が擦れて痛いし、
何が楽しいのかがまったくわからない。

お互いにギュウギュウと力を入れ合って、
ただただ疲れるだけというイメージしかなかったのです。

ところが。

武颯拳を始めて数年経った頃、
寝技の面白さに気づいたのです。

それはとてもシンプルに、

「力を抜きやすい」

ということ。

武颯拳を始めてしばらくすると、
力を抜こうとしても抜けないもどかしさを感じるようになります。

力が抜けない理由はいくつもあるのですが、
その中の一つが、

「立ち方」

による緊張です。

それは普段当たり前に行っている行為なので、
何が緊張しているのかがわかりません。

「不自然が自然になっている」

のです。

そこで、寝技の修練をしてみる。

寝技は寝て行うので、
立つことに最低限必要だと思っている力さえも、
抜くことが出来ます。

すると、立っている状態では難しいことが、
意外と簡単に出来たりする。

「えっ、俺って上手くなった!?」

と思えるのですw

さらに寝技でつかんだその感覚のまま立つと、
立った状態での技もスムーズに掛かる。

こんな経験を何度か繰り返すうちに、
寝技の修練が立ち技のレベルを上げてくれることを、
感覚として理解できます。

そして寝た状態で動くことには、

「やればやるほど緩んでくる」

というメリットがあります。

これが実感できるようになると、

「寝技って楽しい!!」

と思えるようになるのです。

武颯塾神戸修練会ではここのところ、
寝たり座ったりした状態での修練を多めに行っています。

来てくれる方の中にはもしかすると、

「こんなの役に立たない」

と思う方がいるかもしれません。

ですが、自信を持って断言できます。

「武颯拳の寝技修練は、絶対役に立ちます!!」

今はまだ感覚が掴めないかもしれませんが、
続ければ必ず力を抜く感覚を理解できます。

脱力修練を続ければ、

「寝ているくらいに楽に立つ」

ことが出来るようになるのです。

そんな未来の自分に期待しながら、
一緒に修練に励みましょう!!

P.S.

修練参加でも、質問でも何でも結構です。

このブログを読んでピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。

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楽しみにしております!!

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“寝ているくらいに楽に立つ” への2件の返信

  1. 1. 無題
    最近練習前にコロコロ転がって力抜くようにしてるんですが、立った時そしてラケット持った時の力の入り用に絶望します(笑)
    なんとか寝てる時の脱力をプレーに出せればよいのですが。。。

  2. 2. Re:無題
    >iさん
    練習前にコロコロ、イイですね!!
    そうやってすぐに脱力修練を活用しているから、身体もすごいスピードで変わってきています。
    寝た状態から立った状態への変化を出来るだけ無駄無く行えるような修練を考えます♪

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