こんにちは、ワタルです。
昨日の修練では嬉しいことが2つもありました。
今回はそのうちの一つについて。
このブログには何度も登場している、
卓球のIさん。
昨日も修練に参加してくれたのですが、
動きが明らかに以前とは変わっているのです。
スワイショウという動きを例にとってみますね。
この動画で坊主頭が最初にする動きがスワイショウです。
坊主頭もなかなか肩周りの力が抜けないのですが、
修練を続けているだけあってやはり、
腕の付け根や胸周りがちゃんと動いています。
ところが多くの場合は、
体幹から肩や腕の付け根までを一つの箱のように、
固めて動かしてしまうのです。
Iさんもこれまでは、
このような動きが目立っていました。
それが昨日の修練では、
大幅に改善されていたのです。
肩のパーツそのものが、
腰の回転に合わせて動くようになってきました。
それに合わせて卓球のスイングも、
無理のない自然な動きに近づいています。
Iさんによると、先日の全日本選手権予選の時に、
脱力の効果に気づいたことが大きかったそうです。
普段脱力の修練をしていても、
試合になったら今まで通り肩に力が入ってしまう。
それに気づいたIさんは、
試合中にもかかわらず、
合間をみては腕を落とすことを試したとのこと。
周りからは、
変なコトをしている人がいると思われたことでしょう。
それでも力を抜くために、
腕を落とし続けた。
そしてそれが、
今まで勝てなかった相手に勝つという、
「結果」
につながったのです。
これが大きな自信になったのでしょう。
「力を抜く」
ということが、
確かにパフォーマンスを上げるという、
「確信」
を得たのだと思います。
ここが本当に大切なところで、
脱力修練を阻害しているのはあくまでも自分自身。
頭で脱力が必要だと思っていても、
心の奥底では今までの動きの方が実感があるので、
習慣の動きを信じられるし変えたくない。
それを変えようというわけですから、
どれだけ「脱力」に対して確信を持てるか、
その為の体験が出来るかが重要なのです。
だから今回のIさんのように、
「試合」
という勝負のかかった場において、
有効性を確認できたのは本当に素晴らしいことなのです。
その体験一つで、
ガラッと力の抜け方が変わってしまう。
「意識が変われば、身体も変わる」
ということを、
あらためて確認させてもらいました。
緊張する場面で、
思い切って力を抜いてみる。
それをすることでしか、
新しい世界には飛び込めない。
もうそろそろグランドラインを越えて、
「新世界」
に行きませんか?
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください
明石~神戸で鍼灸・整体の往診をご希望の方はこちら
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
ただただ合気や発勁を使えるようになるための、
身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。
当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
怖いと感じた動きを強制もしません。
ご自分の出来る範囲で、
無理なくトレーニングに参加することが出来ます。
RESETSTYLEへはコチラから
このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。
dreamasabutterfly@gmail.com
ご連絡、お待ちしております!!
参考書籍はコチラ
1. 無題
こんにちわ!今新世界なんて飛び込んだら瞬殺されます(笑)確かに昨日はスワイショウの調子がいいなと思っていましたが、まさか記事にしていただけるとは!これからも試合でどんどん試していきたいですねー、もっと自分の体について知りたいです。
2. Re:無題
>iさん
「3D×2Y」ということでどうですか?(笑)
スワイショウは全然違ったものになっていましたよ♪
あれだけ変わると、見ていて楽しいです。
お互いもっともっと脱力できるとイイですね。