脱力トレーニング 腕立て伏せの考察

脱力トレーニング 腕立て伏せの考察 

最近、筋トレの本を1冊買った。

もちろん、脱力トレーニングのために。

普通は筋力をつけるためにやる運動を、

今の自分はどれだけ力を抜いて出来るか。

そんなところに興味があったのだけれど、

意外な発見もあった。

 

 

本に書かれていたトレーニングは、

大きく分けて6種類。

1.プッシュアップ(腕立て伏せ)

2.スクワット

3.レッグレイズ(脚上げ腹筋)

4.プルアップ(懸垂)

5.リバースプッシュアップ(逆立ち腕立て)

6.ブリッジ

で、今回の話題は腕立て伏せ。

 

 

多くの人は腕立て伏せを、

押す力を鍛える運動だと思ってるんじゃないかな。

より重たいものを動かせるようになったり、

あるいはパンチ力が上がるとか。

もちろん手首・肘・肩の腱や靭帯が鍛えられるので、

衝撃に対する耐久力はアップする。

なのでトレーニングの効果が無いとは言わない。

けれども腕立て伏せを力学的に見れば、

物を押したりパンチを打つのとは、

最も重要な部分で逆の動きをしていることが分かる。

 

腕立て伏せとは腕の力を使って、

床から自分の重心を遠ざける運動だ。

それに対して、

重い物を押したり強いパンチを打つコツは、

自分の重心を対象に近づけていくこと。

つまり、

対象と自分の重心の関係性が、

正反対の運動になっているわけ。

これを正しく理解してトレーニングしないと、

せっかく鍛えたのに弱くなった、

なんてことも起こりうる。

気をつけないとね。

 

 

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