こんにちは、ワタルです。
今日も、力の抜き方をお伝えしている方からのメールを紹介します。
前回は武颯塾神戸修練会で「武術」を通してカラダの使い方を伝えていた方の紹介でしたが、
今回は整体道場で「整体」や「介護」を通して力の抜き方を伝えているNさんからのメールです。
(以下、引用)
いつもお世話になっております。
セミナーで習っていることが役立ったことを報告しておきます。
この間、ある先輩を見ると明らかに肩が張って重そうでした。
手が上がらない状態。
これは辛そうだったので、肩というよりまずは右左の上腕を触ってみました。
案の定、ガチガチに凝り固まっておりました。
右より左の方が深刻だったので、
癒すことを意識して優しく浸透する剄の圧を様子を見ながら、加えてみました。
十分ではないけど、少し緩んで行くのを感じたので、
緊急的に肩というか上半身を緩める方法をアドバイスしました。
それは凝り固まった肩甲骨を動かす簡単な方法です。
(肩甲骨の上下とか、肩甲骨周辺を回すとか)
しかし、それも出来ないということなので、単に身体の力を抜いて、
上下に小刻みに揺れるということをアドバイスさせてもらいました。
それもやりにくそうだったので、手首から、それが出来たら上腕、
腕全体をゆっくり揺らすことから始めることと、風呂に浸かっている時と風呂上がりに、
上腕部を優しく撫でるようにしてさすることを教えさせてもらいました。
先日、セミナーで教えてもらったことが出来れば良いのですが、
離れた職場で働いている先輩にはなかなか出来ないので、
自分なりの経験からアドバイスさせてもらいました。
まだまだ、私は痛いところだらけなので、偉そうなことは言えないのですが、
セミナーとかに参加していなかったら、そういうことはアドバイス出来なかったと思っております。
他にもひとりで簡単に身体を緩める方法があれば教えて下さい。
よろしくお願いします。
(以上、原文そのまま)
このNさんは、ほとんど毎回参加されているだけでなく、
学んだマッサージをすぐに奥さんや職場の同僚にやってあげているそうです。
それだけ熱心に練習されている甲斐もあり、
肩周りの力を抜く感覚はかなりのもの。
そして、自分が緩む感覚を掴めてくるほどに、
人が緩むにはどうしたらいいかということも分かってくるのです。
今回頂いたメールからもNさんの理解が進んでいることがうかがえて、
とても嬉しく思いました。
ちなみに、整体やマッサージの仕事をしている多くの方は、
「肩コリには、腕を緩める」
というコツをご存じだと思いますが、
一般の方には案外知られていないようです。
肩コリがツラい時には、どうしても肩ばかり押さえてしまいます。
もちろん楽になればそれでいいのですが、
それでもなかなかほぐれてくれない時には、
「腕を緩めてみる」
という簡単で意外と効果的なアプローチを試してみましょう。
腰や肩と違って腕の場合は、
自分でも比較的しっかりとセルフマッサージが行えます。
肩コリで悩んでいるなら、覚えておくといいですよ♪
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