脚を動かす感覚で腕を動かす

脚を動かす感覚で腕を動かす

こんにちは、ワタルです。

今日は「意識の使い方」について、
気づいたことを書いていきます。

$脱力~Reset Style(リセットスタイル)~-明石公園

前回記事に書いたように、
最近は改めて、

「身体の中心から動く」

ことを重点的に修練しています。

特に股関節周りを徹底的に緩めて、
脚を動かす感覚を変えている最中です。

このような修練を続けていて気づいたことは、

「視野狭窄」

になっているということ。

もちろんこれは、
目で見ている範囲だけの問題ではありません。

武術の修練をしていても、、
たとえば腕を動かそうとするときに、

「腕しか見えていない」

のです。

自分の身体の他の部分がどうなっているか、
どのように動いているのかを意識せずに腕を動かす。

だから当然、
腕の力でしか腕を動かせません。

けれども意識を広げることが出来れば、
話しは全く違ってきます。

腕を動かす時に、
自分の身体の腕以外の部分にも意識を向ける。

例えば脚。

腕を動かす時の、
脚の感覚に意識を向けてみる。

最初はそのこと自体が難しく感じるかもしれませんが、
慣れてくれば誰にでもできます。

そうやって脚の感覚を感じながら腕を動かしてみると、
変な言い方になりますが、

「脚を動かす感覚で腕を動かす」

ということが出来るようになるのです。

するとどうなるかというと、
脚のように力強く腕を動かせるようになります。

突きを打つときにも、
腕の力で打つのとは全く質の違う突きが出せます。

自分の突きに対して、
今までの感じたことが無い「自信」が湧いてくるのです。

当然ですよね、
腕よりもはるかに太い脚で突いている感覚なのですから。

そしてこの自信は、
鍛えて作ったものではありません。

腕を必死に鍛えても、
残念ながら脚にはならないでしょうw

だから頑張って鍛えるのではなく、
今まで意識しなかった部分に意識を広げてみる。

そうすることで、
必ず発見があります。

身体という大きな資源を持ちながら、
そのごく一部しか使っていなかったことに気づくのです。

すると、自分の身体に対して、

「可能性」

を感じるようになります。

この、

「もっと意識を広げることが出来たら…」

という可能性こそが、
脱力修練の最大のおもしろさかもしれません。

すこし話が逸れてしまいましたね。

とにかくこの記事で書きたかったことは、

「腕を動かす時に、脚の感覚を意識してみましょう」

ということです。

それはもちろん、
脚のように力強く腕を動かせるという効果もあります。

ただそれにもまして、

「視野狭窄」

になっている自分に気づき、

「意識を広げる」

ための第一歩であることが重要です。

意識を広げて、
身体という資源を最大限有効活用する。

そのためにまず、

「脚を動かす感覚で腕を動かす」

ということにチャレンジしてみてください。

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