人のカラダの触りかた

人のカラダの触りかた 

鍼灸学校に通ってて整骨院で勤めてる方が、

わざわざ京都から修練に来てくれてる。

彼はもちろん、

治療が上手くなるために来てる。

にもかかわらず、

私が教えるのは人を転がすようなことばかり。

(たまにはマッサージもやりますがw)

それでも彼は勤めている整骨院で、

患者さんからの評価が上がり続けているらしい。

 

 

こんなことを言うと文句を言われそうだけど、

カラダの触り方を知らない人が多い。

というか、根本的なところで勘違いしてる。

それは、

人のカラダを固体としてしか感じられないから。

自分のカラダも他人のカラダも、

固体の感覚で扱っている。

固体の自分が固体の相手を圧したり揉んだり。

力がぶつかって反発するのは当たり前。

 

 

けれどもみんな知っているとおり、

カラダの6割〜7割は水分で出来ている。

つまり固体か流体かで言えば、

より流体に近いわけだ。

なので本来、

人のカラダに触れる行為は、

流体の自分と流体の相手が触れ合うということ。

だから圧したり揉んだりする力は、

反発せずに浸透する。

 

この自分も相手も流体だという感覚を、

アタマの理解だけでなく、

カラダを通して体感、体得する。

そんなトレーニングをやっていれば、

マッサージの評価が上がるのは自然な成り行き。

だってそもそも、

触りかたが全然違うのだから。

もちろんマッサージ以外にも、

いろいろ役に立ちまっせ♪

 

 

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