こんにちは、ワタルです。
今日は、先日開催した武颯塾大阪支部セミナー、
「How to 脱力」
のセミナーレポートを書きます。
去る6月8日の午後2時~4時、
場所は難波の府立体育館近くで行いました。
参加者は25名で、
終始和やかな雰囲気で進んだのが特に印象に残っています。
そうなった理由の一つとして、
男性15名、女性10名という、
比較的高い女性の参加率が挙げられるでしょう。
もう一つの特徴は、
下は20歳から上は80歳まで、
幅広い年代の方が参加されたということです。
まさに、
「老若男女を問わず出来る」
という武颯塾の脱力修練の良さが現れているなと、
自画自賛していますw
特に今回のテーマが「力の抜き方」という、
修練の核心にアプローチするものだったこともあり、
武道に関心の無い方々にも受け入れやすかったのでしょう。
笑い声の絶えることのないセミナーとなりました。
今回のセミナーにおいて取り上げた、
基本となるチェックは「腕上げ」です。
これは二人一組となり、
普通に立っている一方の腕を、
もう一人が横から垂直に持ち上げるというもの。
このチェックを繰り返し行うことで、
「自分の身体に意識を向ける」ということを学びます。
これも最初は腕が簡単に上がってしまうのですが、
師範の説明を受けながら繰り返し行ううちに、
力を入れなくても簡単には持ち上げられないようになります。
特に参加者から、
「(受ける人が)勝手に持ち上げている」
といった声が聞こえてくるにつれて、
腕を上げられる人が少なくなっていきました。
これは「自分の身体に意識を向ける」ことが、
徐々に感覚として掴めてきたということ。
まずは参加者の多くがこの状態になるまで、
説明や質問を挟みながら、
繰り返し「腕上げ」を行いました。
続いて行ったのが、
四つ這いになった相手に対して、
脚を前に投げ出した形で背中を預けるように座り、
そこから相手を崩しながら仰向けに寝るという動作です。
これはやってみると分かるのですが、
初めての人はほぼ確実に仰向けにはなれません。
背中の力で四つ這いの相手を崩すことは、
余程の体格差がない限り無理なのです。
ですが股関節やお腹周りの力を抜くことで、
自然な形で寝ることができれば、
四つ這いの相手も崩れていくのです。
しかしこの、
「力を抜くことで寝る」
ということが、
意識してみないとなかなかできないのです。
今回参加された方の中には、
「寝ていても肩がこる」
と仰った方もいましたが、
ちゃんと力を抜く習慣をつけないと、
寝ていても緊張は完全には解けません。
そういう意味でこの練習は、
質の良い睡眠を得るためにも役に立ちます。
また、お腹や股関節といったカラダの中心が緩むことで、
よりリラックスした状態になります。
実際、この練習の後で、
会場の雰囲気がより柔らかいものになっていました。
このほかにも、
・あぐらの状態で肩を押さえられたところから相手を崩す
・立っている状態で手首を掴んだ相手を横に動かす
という形で、より深く力を抜くことと、
力を抜いて動くことでより大きな力を出すことを学びました。
以上が簡単ではありますが、
「How to 脱力」
セミナーのレポートとなります。
私はまだ今回の参加者の感想に目を通してはいませんが、
参加された方の多くに実りのあるセミナーだったと感じています。
参加された方につきましては、
良い雰囲気づくりにご協力いただいたことに感謝致しますと共に、
今後も脱力による健やかな毎日を過ごされることをお祈りしております。
また、年末にも同様のセミナーを行う予定ですので、
今回ご参加いただけなかった方も、
ぜひともお越しください。
今後とも、
武颯塾を宜しくお願い致します。
P.S.
もっと多くの方に来て頂いて、
より幅広く学べる環境。
さまざまな取り組みをされている人たちが、
「脱力」というキーワードで交流できる場所。
武颯塾大阪支部と神戸修練会を、
そんな場所にしていきたいと思っています。
このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。
修練参加でも、質問でも何でも結構です。
ピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。
楽しみにしております!!
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太極拳において目指す身体の在り方が映像で見られます。
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RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
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身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。
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