自分を客観視する(練気武颯拳を修練することで得られるもの)

自分を客観視する(練気武颯拳を修練することで得られるもの)

つまり、「力み」を取り去る「脱力修練」は、
「前提」や「当たり前」、「常識」を取り去る修練なのです。

そのために、自分自身に対する注意観察力を磨いていく。

それはすなわち、
「自分を客観視する」ということ。

様々な刺激・情報に対して、
自分はどのような反応を選択しているのか。

自覚の有無にかかわらず常時行われているこれら無数の選択を認識し、
その傾向を把握すること。

これこそが、「今の自分を変える」ための重要なカギなのです。

「今の自分」とは、
「今までの選択の結果」です。

そこには選択の「傾向」があり、
その「傾向」どおりの選択をすると「自分らしい」と感じる。

ということは、その「傾向」を認識して、
そこから外れた選択をするならば…?

そう、「自分を変える」ことができるのです。

話が長くなりすぎたので纏めます。

武颯拳においては、「脱力」を修練します。

それは「前提」や「常識」、
「当たり前」を変えるということです。

なぜなら、「力み」は当たり前過ぎて気付けないものだから。

そのために、自分に対する注意観察力を磨いていきます。

武術という相手と向き合う関係の中で、
自分を客観視することを学んでいくのです。

その過程においては、様々な気づきや発見があります。

普段の何気ない仕草や習慣の背景が見えてきたりします。

それは好奇心を刺激する場合が多いのですが、
時には痛みとして感じられることもあるかも知れません。

でも、全く痛みを感じないということは、
本質は何も変わっていないということ。

痛みこそが、変化の証なのです。

だから、恐れる必要はありません。

痛みや変化そのものに心を奪われることなく、
ただ、自分を注意深く観察し続ける。

それが「脱力」の修練であり、
「自分を変える」ことだと思います。


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