上手くいかない時の考え方

上手くいかない時の考え方

練気武颯拳の修練を続けていると、
何度も経験することがあります。

それは、

「今までのやり方が通じなくなる」

という経験です。

・立ち方
・座り方
・寝方(あまり使わない言葉ですが)
・歩き方
・力の抜き方
・腕や足の動かし方
・突き方
・投げ方
…etc

今まで、論理的にも感覚的にも確信をもって行っていたことが、
突然、上手くいかなくなる。

しかも、結果がマズイ(例えば技の掛かりが悪い)というだけでなく、
姿勢や動作における内的な根拠そのものが揺らいでしまう。

自分のやっていることについて、
全然納得がいかない。

こうなると、
普段はスッキリ終わるはずの修練が、
どうも爽快感に欠ける。

毎日同じように修練をしていても、
不思議とこのような時が必ずやってきます。

以前の私は、
こういう時期をとても不愉快に感じていました。

突然降ってきた土砂降りの雨を、
店の軒先で雨宿りしながらただ眺めているような感じが近いでしょうか。

何を為すこともなく、
それが通り過ぎるのをひたすら待つのみだと思っていました。

でも、そうではないようだ、
ということにある時気づいたのです。

何度も何度もその時期を通り過ぎているうちに、
そこには一つの法則があることを発見しました。

それは、

「今までのやり方が通じなくなる」と、

「それ以外のやり方を模索する」ようになり、

「その結果、成長する」ということです。

「壁」だと思っていたものは、
実は大きな「階段」だったのです。

このことについては、
今では絶対の確信をもっています。

もちろんその時々において、
「階段」の高さは様々です。

始めから「階段」だとわかるものから、
どう考えてもそそり立つ「絶壁」にしか見えないものまで。

しかしそのいずれもが、
自分を次のステージへと導いてくれます。

そして大きな「壁」ほど、
上った先はより高いステージに決まっています。

「壁」=「階段」なのですから。

…こう考えると、上手くいかないことがあっても、
なんとか前に進めそうな気がしてきませんか?


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