「基本」は、それ自体が「成果」。

「基本」は、それ自体が「成果」。 

あいまいな記憶を頼りに書くと、

昔、「ドラゴン桜」という作品の中で、

ある勉強の進め方について描かれていたと思う。

それは、

「1日目に教科書の1ページから5ページまで進めたら、

2日目もやっぱり1ページから始めて、

進めるところまで進む」

というもの。

これは勉強に限らず、

学び方全般に当てはまると思う。

 

 

 

「基本が大事」なんて、

今更言われなくても分かってる。

みんなそう言うし、

口に出さなくても態度には出てるw

でも、

「なんで基本が大事なのか?」

を真剣に考えてみたことがあるだろうか。

というわけでここからは、

それについての私の考え。

 

多分多くの人は、

「基本があって応用がある」

と思ってるんじゃないかな。

確かに何かを学ぶ上ではその順番で間違いない。

でも、教える側、いや、研究する側に立てば、

全くの逆だってことがわかる。

 

例えば重力の話。

私たちは、

「重力があるからリンゴが落ちる」

と思ってる。

もちろんその通りなんだけど、

ニュートン先生にとってはそうじゃない。

「リンゴが落ちるから重力がわかる」

という順番。

別に重力に限らず物事はすべて、

まず現象があってそこから理論が導き出される。

技術においても同じで、

様々な技法を正確に把握した上で初めて、

何が基本になっているのかが分かる。

それはつまり、

「基本はそれ自体が成果である」

ってこと。

 

なので、

教科書の最初に書いてあることをより深く、

より正確に理解することが、

実は物事を学ぶ上で最も効率がいい。

 

 

脱力(によって力を出す)という、

普通に生活していればまずやらない、

ある意味特殊なカラダの使い方。

それを学びさらには教える上で、

自分なりに気をつけ工夫しているは、

「できる限り失敗しにくい単純なやり方」

を探して提示すること。

なのでその単純なやり方を確実にできるまで、

徹底的に修練したいし、

して欲しいわけなんだけど…。

 

ちなみに動画の場合、

「抑えられた腕を伸ばせる」

ようになるためには、

「抑えられた肩や胸を自由に動かす」

練習をしっかりやればいいと思う。

 

 

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