昨日から小学校3年生の男の子が、
神戸修練会の修練に参加することになりました。
小学生と一緒に修練をするのはなんと10年ぶり!!
どうやって指導するか悩ましかったのですが、
そんな心配は全く必要ありませんでした。
付添いのお父さんも本人も「運動が苦手」と言っていたにもかかわらず、
いざやってみると驚くほどの理解力。
たった2時間の間にみるみる上達していく姿に、
目を瞠りました。
「脱力」という修練の性質からか、
大人でこれほどの呑み込みの早い方は見たことがありません。
私自身も含めてほとんどの方は、
どうしても「自分のやり方」でやろうとしてしまうからです。
師の教えどおりやらないのですから、
できなくて当然ですよね。
昨日来た男の子は、
本当に素直に身体を動かそうとしていました。
だからこそ、
上達するのです。
「素直」であるということが、
修練するうえで最も大切なことだということ。
そしてまた師範が常々言われている、
「武颯塾の修練は誰もが本来できることだから、
それをできなくさせている何かを取り去れば良いだけ。
だから、老若男女関係なく修練はできる。」
という言葉が真実であるということを実感できました。
貴重な経験が出来ていることに、
心からの感謝を。