前提を変える(練気武颯拳を修練することで得られるもの)

前提を変える(練気武颯拳を修練することで得られるもの)

今日からは、ホームページ更新準備を兼ねて、
「練気武颯拳を修練することで得られるもの、期待できる効果」
について、私が思うところを書いていきます。

「今、自分を、変える。」

「その為の修練をする仲間と出会うことができる。」

それこそが、
練気武颯拳(以下、武颯拳)をすることであなたが得られる最大のメリットです。

ただ、そうは言っても、武颯拳を修練することで、
「なぜ」「どのように」自分を変えることが出来るのかがわからないと、
納得して修練に取り組むことが出来ません。

というわけで、武颯拳の修練が、
「今の自分を変える」理由についてお伝えしたいと思います。

武颯拳の修練における最大の特徴は、「脱力」にあります。

「武颯拳では何を修練しているのですか?」と訊かれたら、
即座に「脱力です。」と答えられます。

もちろん、一般的な武術・武道やスポーツの指導においても、
「脱力」の重要性は説かれています。

でもそれは、「上手く技を掛ける」とか、「良いプレーをする」という為に、
「筋力を効果的に使う」ことを目的とした「脱力」が多いように見受けられます。

「何かをうまくやる」為に「力を抜く」というわけです。

ところが、想像以上にこれが難しい。

中途半端に力を抜こうとすると、ほとんどの場合、
かえって上手くいきません。

今の私たちにとって、「力を抜いて何かをする」ことは、
「力を入れて何かをする」ことよりも断然難しいのです。

だから、結果の分かりやすい「筋力」に頼ってしまう。

そして、力を抜いた技やプレーは、
「才能」の一言で片付けられてしまうのです。

これらは全て、「今の自分が何かをする」という前提に立った話です。

「自分には才能がない。だから筋力で補おう。」というわけです。

言い方を変えれば、
「出来ないことを、何かを付け加えることで出来るようにする」
発想だと言えます。

武颯拳は、その前提を変えるのです。

「もともと出来ることを、今の自分が力みという形で邪魔をしている。」
という前提へと。

だから、
「その力みを取り去れば、本来誰もが持っている合理的な力を使うことが出来る。」
というわけです。

では、どうすれば力みを取り去り、「脱力」することが出来るのでしょう?

(以下、次回へ右矢印


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