昨日の記事で、
ということを書きました。
いかに正しい理屈をもって伝えても、
あるいは感情を思い切りぶつけたとしても、
人を変えることなんてできない。
逆に、自分の言いたいことを言わず、
当たり障りのない八方美人を演じても、
自分を「良い人」だと思ってもらえる保証なんてない。
積極的にも消極的にも、
人を思い通りにコントロールすることは出来ない。
というのが、
昨日の記事で言いたかったことです。
今日はそれについて、
もう少し掘り下げて考えてみます。
上に書いたことをもう一度読んでみてください。
理屈を伝えても感情をぶつけてもダメ、
黙っていても良い人を演じてもダメ。
では、いったいどうすればいいのか?
人に何かを伝えたいとき、
何かを教えたいとき、
何かを頼みたいとき、
いや、もっと単純に人と向き合うということを考えたとき。
いったいどうすればいいのでしょう。
私自身これが正解だというものを掴んだわけではないので、
ここからは仮説として読んでください。
私は人間関係における問題の本質は、
「他人に対する無意識の要求」
にあると思っています。
例えば、
あなたが道を歩いていたとしましょう。
進行方向に電信柱が見えてきたら、
どうしますか?
もちろん避けますよね。
では、進んでいる方向から、
人が歩いてきたらどうでしょう。
ほとんどの人は避けるだろうと思いますが、
この時、電信柱を避けるのと同じように避けますか?
自分の心に正直になって考えてみてください。
(以下、次回へ)
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