東京合宿!!

今日から3日間、

東京道場で合宿修練。

多くのものをつかんで帰ってきたいと思います。

では、行ってきます!!

P.S.

RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。

一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。

ただただ合気や発勁を使えるようになるための、
身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。

当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
怖いと感じた動きを強制もしません。

ご自分の出来る範囲で、
無理なくトレーニングに参加することが出来ます。

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ぜひ、ご連絡ください。

dreamasabutterfly@gmail.com

ご連絡、お待ちしております!!

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卓球とボクシングの共通点

脱力卓球チャレンジ8日目。

課題は、

・より確実にフォア・バック両面で、
そして左右の手でキャッチできるように練習する
・ボールリフティング計2000回
・吊るしボール打ち練習

でしたが、
実際に行ったのはボールリフティングだけ。

ただ、修練場所に卓球台があるので、
それを使って壁打ちの練習が出来ました。

壁打ちは人と打つよりもテンポが速いため、
どうしても手打ちになってしまいがちです。

それをどうやって身体とのリンクを切らずに動くか。

そして狙ったところにボールを打ち返すか。

感覚としては、
打撃のスパーリングをしている感じが近いです。

そういえばボクシングの長谷川穂積選手も、
中学時代は卓球部だったといいます。

リズムとフットワークが重要だという点において、
卓球とボクシングは共通しています。

もしかすると長谷川選手のスピードも、
卓球の練習で培われたのかもしれませんね。


「脱力卓球チャレンジ8日目 成果」
・ボールリフティング2000回
・壁打ち30分

「脱力卓球チャレンジ9日目への課題」
・より確実にフォア・バック両面で、
そして左右の手でキャッチできるように練習する
・ボールリフティング計2000回
・吊るしボール打ち練習

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性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・

脱力卓球チャレンジ7日目。

課題は、

・より確実にフォア・バック両面で、
そして左右の手でキャッチできるように練習する
・ボールリフティング計2000回
・吊るしボール打ち練習
・動画教材の検討

でしたが…

1日オフにしました!!

というわけで卓球の練習はしていません。

ただ、大学で卓球部のコーチをされているIさんが修練に来たので、
色々と教えてもらいました。

特に、

「ラケットの違い」

は大きかったです。

以前卓球サークルに飛び込みで参加した際、
私の持参した1000円のラケットについて、

「それは違う」

と口々に言われた理由が分かりましたw

反発力と回転力が全然違うのですね。

リフティングをしても、
良いラケットを使うと勝手にボールがはねてくれます。

値段の違いは明らかに性能の違いとして反映されていました。

私が卓球だけに取り組んでいるのであれば、
すぐにでもラケットを買い替えたいくらいです。

ただ、武術の修練として考えると、
今のラケットもイイかなって思います。

どうやって力を伝達するのか、
どのように回転力を上げるのか。

身体の使い方を研究する上では、
あえて買い替える必要はないと感じています。

Iさんからも、

「初心者には飛ばないラケットを勧めている」

と言われましたし。

それに、ガンダムファンとしては言いたいじゃないですか。

「ラケットの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!!」

って。

ちなみにシャアは結局ガンダムには勝てないのですがw

あと、動画教材を買うことにしました。

「遊澤亮 驚異の卓球上達法」

やってみて上手くいったことは、
どんどん紹介していきたいと思っています。

「脱力卓球チャレンジ7日目 成果」
・ラケットの性能の違いを理解した
・動画教材の購入を決めた

「脱力卓球チャレンジ8日目への課題」
・より確実にフォア・バック両面で、
そして左右の手でキャッチできるように練習する
・ボールリフティング計2000回
・吊るしボール打ち練習

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脱力修練「膝落」

以前にも紹介しましたが、
武颯塾神戸修練会で行っている修練の例です。

相手に触れた状態から、
股関節や膝を一気に脱力させることで力を伝えます。

技術的なことももちろん重要ですが、
本当に大切なことは、

「自分と相手の全体を意識する」

ということです。

相手に対する作用を尺度として、

「どの程度全体を意識できたか」

を確認することが修練の目的なのです。

そして、修練で掴んだ「感覚」を活かして日常生活を送ることが、
武術に取り組む意義だと思います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

武颯塾東京本部

武颯塾名古屋修練会

武颯塾大阪支部

武颯塾神戸修練会

明石~神戸で鍼灸・整体の往診をご希望の方はこちら
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

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「ココロの置き所」

武颯塾で修練している「古伝陳式太極拳」は、
「武術」として指導されます。

私自身、これまでも当然、
そのつもりで修練を続けていました。

套路における様々な形において、
その意味や用法を意識して修練する。

「相手がしっかりと押さえていても動かせる」
という動きを切れ目なく行う。

その為の「力」が流れていることに、
意識を向け続ける。

もちろんそれはとても大切なことだけれども、
それだけでは「武術」にはならない。

最近、そんなことに気づきました。

では、太極拳が「武術」であるために必要なこととは何か。

私はそれが、「ココロの置き所」だと思うのです。

「ココロ」を自分と相手を等分に感じられる場所に置く。

そしてそれをキープしたまま動く。

これは相手に動きを押さえてもらうとわかりやすいです。

「自分だけ」「相手だけ」を意識して動いた時と、
「自分と相手」を意識して動いた時。

明らかに力の加わり方が変化します。

より抵抗なく、大きな力を発揮できるのです。

そして一人で套路を行うときも、
「ココロの置き所」を意識し続けるのです。

それがちゃんとできている時は、

「自分が動いている」

ということと、

「自分が何かに動かされている」

ということが重なり合ったような感覚になります。

この状態になって初めて、

「状況に応じた最適な動き」

となり、それがすなわち、

「太極拳を武術として修練する」

ことになるのです。

そしてこのことは、
日常のコミュニケーションにおいても同様です。

自分が普段人と会っている時のことを思い浮かべると、
「自分中心」か「相手中心」のどちらかになっています。

「自分中心」も「相手中心」も長続きはしません。

「自分中心」は相手が疲れてしまうし、
「相手中心」は自分が嫌になってしまうから。

そこで、「ココロの置き所」を探す必要があるのです。

「自分」と「相手」の全体を意識できるところが、
自分の「ココロ」となるようにトレーニングするのです。

その為の方法として、
身体で検証可能な「武術」は最適だと思います。

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現状を把握し続ける

最近の修練で感じることは、

「現状を知る」

ことが本当に大切だということ。

武術の技を掛けるという状況においては、
どうしても相手をどうにかしようとしてしまいます。

それでうまくいかなくて力を抜こうとすると、
今度は自分が無くなってしまう。

ここが脱力修練の難しいところだと思うのです。

これは結局、

「相手を動かす」

という意識の表裏。

この前提となる意識が変わらない限り、
「力む」か「腑抜ける」かの二者択一になってしまいます。

それなら当然、
筋力でやった方が強い。

力を抜いたら弱くなってしまうという感覚は、

「相手を動かす」

という意識においては当たり前のことなのです。

しかし事実として、
脱力して常人離れした能力を発揮する人がいる。

そういう人たちは、
本当に年齢や性別に関係のない「力」を使っています。

「脱力しているから強い人」と、
「脱力しようとすると弱くなる人」がいるわけです。

この差は一体どこにあるのでしょうか?

私はそれが、

「意識の違い」

にあると感じています。

もちろん武術の技ですから、
結果的には相手が倒れるようなことになるわけです。

ただ、そこに至る過程というか、
意識の在り方が異なるのです。

普通は先に書いた通り、

「相手を動かす」

ということだけにフォーカスしてしまいます。

これは腑抜ける場合も同じです。

「相手を動かす」という前提の中で力を抜くから、
結果として腑抜けてしまうのです。

修練において技が上手く掛からない時は、
このような意識になってしまっています。

ところが上手くいくときはそうではない。

上手くいくときは、

「相手を動かす」

ということよりも、

「今、自分と相手はどのような関係にいるのか」

ということに意識が向いています。

これはつまり、

「現状を知る」

ということをしているわけですね。

そして武術の技においては、
形が刻々と変わるわけです。

それはつまり、
相手との関係性が変わり続けるということ。

「途中までは上手くいくけれど、
最後まで技がかからない」

という場合は、
この変わり続ける関係性を捉えきれていないのです。

だからこそ動きを一連の技として成立させるためには、

「現状を把握し続ける」

ということが絶対に必要なのです。

そしてこれは、

「目標達成」

についても同じことが言えると思います。

以前に立てた目標が、
今の時点でもゴールであるとは限らない。

現在まで続けている努力が、
今後も必要なものだとも限らない。

「行動する自分」と「現状把握する自分」

この両立が大切なのだと、
今、切実に感じています。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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脱力修練:「膝落」

武颯塾神戸修練会で行っている修練の紹介です。

これは「膝落」と呼ばれる技法で、
股関節を中心に一気に脱力して生じた力を相手に伝えます。

やってみるとわかると思うのですが、
真っ直ぐに立っている相手を真下に崩すのは、
そう簡単なことではありません。

もちろん重心を前後左右に外してしまえば別ですが。

真下に崩されるとわかっている相手を、
わかっていてもなお崩せるのが「膝落」という技法なのです。

私の技術では残念ながら、
この状態で相手を倒してしまうところまではいきません。

ただここで修練したいことは、

「手で押さない」

ということ。

そして、

「相手を頭から足まで感じる」

ということ。

あとは「支点」がどこにあるのかをしっかりと意識します。

そうすることで、
自分が沈んだことが相手を沈める力となるのです。

脱力修練の目的はただ技を掛けることにあるのではなく、
その為の意識の在り方を学ぶところにあります。

このような技の修練を行う中で、
自分と相手をより深く認識することを学ぶのです。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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触れた手を「支点」として扱う

ここのところ続けて書いている、
「支点を意識する」修練の例を紹介します。

動画自体はただ相手を押しているだけに見えるかもしれませんので、
簡単な説明をします。

この修練の条件は以下の通りです。

1.足を動かしてはいけない

2.相手のボディーは突いてOK

つまり表面的な目的は、

「相手からは突かれないように相手を突いたり動かしたりする」

というものになります。

接近した状態で位置を変えられない以上、
突かれないようにするためには相手の手に触れていることが重要です。

自分が突くために相手の手を放してしまうと、
相手からも突かれる可能性が出てきてしまいますから。

ですからここでは、

「相手の手に触れたままで突ける、あるいは相手の身体を動かせる」

という状態になりたいわけです。

相手の手に触れた接点を「作用点」として動いてしまうと、
相手の身体を動かすことは非常に難しくなります。

相手がよほど自分の力に正直に抵抗してくれない限り、
手は動かせても身体は動かせません。

そこで、接点を「支点」として動くことが必要なのです。

相手の手に触れた接点を「支点」とすることで、
作用点を「相手の重心」におくことができます。

すると「レバレッジ」が形成されるので、
「自分が動く」ことが即、
「相手を動かす」ことになるのです。

もちろんある程度の自由攻防ですので、
「支点」となる相手との接点は動き続けます。

「接点」の「支点化」が進んでいないと、
すぐに今までの習慣で「作用点」として扱ってしまいます。

それをいかにして「支点化」の意識を持ち続けるかが、
この修練の本当の目的なのです。

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「『自分』なんて存在しない」=「『自分』しか存在しない」

ここの所、運動における「支点」の重要性について、
繰り返し書いてきました。

「支点」を意識して動くことで、
「レバレッジ」の効いた合理的な身体運動が行える、
というのがここまでの話です。

もちろんそれだけでも素晴らしい効果なのですが、
「支点」を意識することのメリットはそれだけではありません。

というよりはむしろこれから紹介するメリットの方が、
現代においては必要とされているかもしれません。

説明しましょう。

「支点」を意識して動くときに何が起きているかというと、
「レバレッジ」全体を意識できているのです。

「支点」という概念はそもそも、
「力点」と「作用点」が無ければ存在しません。

「力点」と「作用点」があって、
そこに「レバレッジ」を効かそうとして初めて、
「支点」という概念が生まれるのです。

それに対して「力点」と「作用点」は、
それだけでも存在することができます。

「レバレッジ」を効かそうとしなければ、
動かす対象とそこに触れている部分が普通は意識されます。

つまり「力点」や「作用点」を意識するだけでは、
「自分」が何かをするという認識を越えられません。

「支点」を意識することで、
「力点」と「作用点」も含めた「全体」を意識できるのです。

それは、「自分」も「相手」も同じ「レバレッジ」を構成するものとして、
「並列」に置くことができるということ。

「レバレッジ」全体の中の「自分」というものを、
客観的に捉えることができるということなのです。

おそらくこの感覚が主になれば、
「自分」というものの定義が変わることでしょう。

より一層、
「自分」と「相手」を「同じもの」として感じるようになるでしょうから。

そうなれば、

「『自分』なんて存在しない」=「『自分』しか存在しない」

という禅問答のような世界が開けるのかもしれません。

すこし話が飛びましたので戻します。

「支点」を意識して動くことはすなわち、
「全体」を意識することにつながります。

そして「全体」を意識して動いている時は、
「自分」を客観的に「対象化」できているのです。

この「自分を対象化する」という感覚は、
訓練すれば「思考」「感情」「気分」に対しても広げられます。

「思考」「感情」「気分」が、
イコール「自分」ではなくなるのです。

すると今まで振り回されてきたネガティブな気持ちからも、
距離を置くことができます。

それらを感じなくなるわけではないのですが、
そこにどっぷりと浸かってしまうことを避けられるのです。

このことが「支点」を意識して動くことの、
現代における最大のメリットだと思うのです。

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「レバレッジ」:接点を動かそうとしない

「支点」「合成重心」と書いてきましたが今回は、

「接点」

について書きます。

「接点」とは文字通り接している点、
自分と対象が触れている場所のことです。

対象を動かそうとしたとき、
普通はその対象との「接点」を動かそうとしてしまいます。

多くの場合、対象全体を意識することもなく、
ただ「接点」を押したり引いたり持ち上げたりしてしまう。

でもそれでは、
力の伝達が非常に浅くなってしまうのです。

ではどうすればいいのか?

「支点」や「合成重心」を意識して動いてみればいいのです。

前回、前々回書いたように、
「支点」や「合成重心」を動かそうとしてはいけません。

その時点で「てこ」の原理が働かなくなるから。

「支点」「力点」「作用点」が明確になるから、
「てこ」の原理が働くのです。

流行りの言い方をすれば、
「レバレッジが効く」ということですね。

もちろん実際に対象と自分が動いた時には、
その「絶対位置」は動くのですが、
対象との「相対位置」は動かさないのです。

つまり、相手と結んだ「関係」そのものは変えない。

そして、相手と「関係」を結んでいる最大のポイントが、
「接点」なのです。

ということは「接点」は、
「支点」や「合成重心」形成するためのもので、
そこを動かすものではないのです。

「接点」からの情報で相手を知って、
相手に触れている自分をも知るのです。

ですから例えば手や腕で触れているとすれば、
そこで必要とされているのは、

「運動器」

としての手や腕ではなく、

「感覚器」

としてのそれなのです。

手や腕を「運動器」ではなく「感覚器」として扱う。

そのために必要なことは、
繰り返しになりますが、

「脱力」

なのです。

「脱力」して相手に触れることで、
相手との「接点」から相手と自分を認識するのです。

それは言い方を変えれば、
「支点」「力点」「作用点」を明確にすることであり、
「合成重心」を認識することなのです。

それが武術であれば、
自分が動いたことが即ち技になりますし、

整体やマッサージであれば、
表面は痛くないのに深部にまで力が届く施術になるのです。

スポーツにおいても施術においても、
本当に上手な人はこれが出来ています。

顕在意識で認識しているかどうかはともかくとして、
「レバレッジ」の効いた動きをしているのです。

ただこれは、
頭で理解したからといってすぐにできるものでもありません。

理解したことを実践して感じ取り、
それを反復して身体に染み込ませなければ使えないのです。

一生懸命取り組んでいることがあるのに、
思うような結果が出ないという方。

一度、力を抜いてみませんか?

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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