脱力的ストレッチ論 基礎編

 

今でも大したことはないけど、

昔はホントにカラダが固かった。

朝メシ前ストレッチを毎日やるようになって約15年、

ようやく人並みには柔らかくなったかと思ってる。

正直、かなり苦労をしてきたので、

これからカラダを柔らかくしたい人に、

少しだけアドバイスを。

 

一番気をつけたいポイントは、やっぱり脱力すること。

頑張って曲げ伸ばしするのはNG。

子供はそれでもなんとかなるけど、

大人は筋肉や腱を傷めてしまう。

力を抜いて、カラダが自然と倒れる形で行うのがいい。

ただ、以前の自分を含めて、

カラダの固い人はそもそも正しい形が取れない。

脱力して前屈をしたくても、

力を抜いたら骨盤が後ろに倒れてしまう。

そんな時は、お尻の下に分厚いものを敷いてほしい。

とにかく、どうやったら脱力してカラダを倒せるか。

そこを最大限工夫する。

 

もう一つ重要なのが、 どこの関節を動かすのか、

ハッキリと理解して意識すること。

例えば前屈の場合、動かすのは股関節。

腹筋も大腿四頭筋も、全く力む必要がない。

ただ、多くの場合はそもそも、

カラダのつくりをちゃんと知らない。

出来れば骨格標本を見て、

どこにどんな関節があるのか、

それらはどんな風に動くのかを確かめよう。

それだけでも、

間違ったやり方を頑張って傷めてしまう、

というリスクを大きく減らせるから。

 

最後に気をつけたいのは、

ストレッチをするタイミング。

自分は朝メシ前にやってるけど、

カラダを柔らかくしたいならこれもNG。

お風呂上がりのリラックスした時にやるのがベスト。

朝やるメリットは、

目が覚めて1日を調子良く始められること。

柔らかくする目的にはそぐわないので注意。

 

以上、簡単だけど、ストレッチの注意点を書いた。

役に立ててもらえると嬉しい。

 

左膝前十字靭帯損傷

 

Jリーグヴィッセル神戸のレアンドロ選手が、

左膝前十字靭帯損傷および半月板損傷という、

全治6カ月の大ケガを負ったらしい。

 

同じケガの先輩?としては、

そのツラさがよく分かる。

まず、2日くらいは痛くて眠れない。

膝に少しでも力がかかったら、激痛で目が覚めるから。

起きてる間も、歩くのがとても難しくなる。

膝にまっすぐ体重を乗せれば大丈夫なんだけど、

ほんの少しでも横にずれるだけで、

やはり激痛で身もだえする。

 

さらにツラいのは、前十字靭帯は完全に切れてしまうと、

自然治癒しないということ。

極端に血行が悪い場所なので。

だからスポーツ選手がこのケガをすると、

ほぼ確実に手術になる。

ちなみに私のように手術をしなかった場合でも、

日常生活や、普通に運動をすることはできる。

ただ、急激な方向転換を伴うバスケやサッカーといったスポーツを、

継続的に行うのは難しい。

プロのサッカー選手なら、手術するしかない。

 

手術は基本的に、自分の身体から靭帯や腱の一部を切り取って、

前十字靭帯の代わりとして移植する。

膝の前の靭帯や、太腿の裏にある筋肉の腱を使う。

だから、リハビリがホントにキツい。

手術をすることで、2ヶ所ケガしたようなものだから。

さらに、自然治癒しない場所ということは、

移植してもなかなか定着しない。

ただ動けずに月日だけが過ぎていく。

筋力はゴッソリ落ちる上、メンタル的にもキツい。

もちろんフィギュアスケートの高橋大輔さんのように、

復活して活躍する選手もいる。

でもそれ以上に、

パフォーマンスを落としてしまう選手がいることも確か。

前十字靭帯損傷とは、それくらい大変な事態なんだ。

 

レアンドロ選手のニュースを見て、

久しぶりに膝のケガについて考えさせられた。

同じケガの経験者として、

1日も早い復帰を祈っています。

 

いつまでも山に登れるカラダでいるために(膝の痛みを取る):10/21修練メモ

紅葉

 

こんにちは、ワタルです。

10月も半ばを過ぎて、随分涼しくなってきました。

私が大学での5年間を過ごした京都市右京区でも、

もうすぐ嵐山が紅葉のシーズンを迎えようとしています。

住んでいた時は嵐電(京福電鉄嵐山線)が満員になるのがイヤだったのですが、

今ではこの時期に行くのが一番好きだったりしますw

 

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そんな嵐山も「山」とついているだけあって、

あちこち見て回ろうと思うと結構な坂を上り下りします。

また、嵐山に限らず紅葉を楽しもうと思ったら、

やっぱり「山」に登るのが一番。

カラダを動かした爽快感と空気のおいしさが相まって、

一段と景色がきれいに見えますよね。

昨今のアウトドアブームの影響もあって、

山登りが趣味だという方は多いと思います。

 

山登りに必要なもの

そんな山登りを楽しもうと思ったら、

最低限必要なものがあります。

もちろんリュックや登山靴やゴアテックスのパーカなども必要ですが、

より大切で必要不可欠なもの。

それは「元気な膝」です。

せっかくの紅葉も、おいしい空気やお弁当も、

膝が痛いようでは魅力半減です。

それどころか、「今年はツラいからやめようか」ということにさえなりかねません。

ところが最近、患者さんだけでなく周りの多くの人が、

「膝が痛い」と言うのを耳にします。

それも年配の方だけでなく、30代、40代の方からも。

このことから分かるのは、

「膝の痛みは年齢のせいではない」

ということ。

実際私自身も中学、高校と2回膝に水が溜まった経験があり、

学生時代は膝が気になることが多かったです。

 

膝を痛める人の特徴

では、膝の痛みの原因は一体何なのか?

それはこのブログにおけるメインテーマの一つである、

「カラダの使い方」にあります。

膝を痛める人の動きには、

共通する大きな特徴があります。

それは、「地面を蹴っている」ということ。

例えば駅の階段で、前を上っている人を注意して見て下さい。

ほとんどの人が前かがみになって、

それでいてお尻が後ろに落ちた状態で上っています。

これが地面を蹴って膝を伸ばす動きの典型的なパターンです。

さらにひどくなると、ドタドタと大きな足音が響く。

本人に自覚は無いと思いますが、

これは必死に地面とケンカしている状態なのです。

より正確に言えば、

「自分の体重による地面からの反発を、

膝で受け止めて地面に返そうとしている」

となります。

だから、膝に負担がかかって、痛めるのです。

 

膝を痛めないカラダとは?

膝を痛めないために、あるいは痛めた膝を回復させるために、

まずはこのことをちゃんと理解する必要があります。

「軟骨がすり減った」から、

「半月板が無い」から痛いのではありません。

地面からの衝撃を膝で受け止めるから痛いのです。

下の動画を見てください。

 

 

よくある「卵が割れない」という衝撃吸収材の実験です。

要はこの衝撃吸収材のようなカラダになれば、

膝が痛むことはありません。

ところがほとんどの人は、

「膝の軟骨や半月板”だけ”」が衝撃吸収材だと思っています。

そうではなく、「カラダ全体」が衝撃吸収材となるように扱う。

地面からの反発を吸収してしまうカラダづくりこそが、

膝の痛みを無くす最善の方法なのです。

 

衝撃吸収材としてのカラダ

地面からの衝撃を吸収するために必要なのは、

「カラダがゆるんでいること」です。

先の動画で使われている衝撃吸収材は、

「ゲル」という素材によってつくられています。

この「ゲル」の性質として特徴的なのは、

「固体と液体の中間」であること。

この性質だからこそ衝撃を吸収できるのです。

そして同じように「固体と液体の中間」の性質を持つのが「人体」なのです。

「人体」は60パーセント以上が水分でできています。

「水袋の中に骨が浮かんでいる」というのが「人体」の正しい認識なのです。

ところが筋肉を固めることで、カラダは「固体」としての性質を強く表します。

すると衝撃を吸収できずに受け止めてしまい、

その負荷に耐えられない部分から痛み出します。

だから「カラダをゆるめること」によって、

本来の「固体と液体の中間」である性質を引き出すことが必要なのです。

私自身、膝の前十字靭帯が切れており、半月板も損傷しています。

けれども日常生活で不都合を感じることが無いのは、

「カラダをゆるめる」ということに毎日取り組んでいるからなのです。

 

私たちの取り組み

10/21の武颯塾神戸修練会においては、

「力を吸収する」というテーマで修練を行いました。

相手から押された力を吸収して地面に流したり、

地面からの反発を吸収して相手に流したり。

カラダの力を抜くことで、

自分の中を力が通っていく感覚が感じられるようになります。

この感覚によって地面からの反発を吸収することが上手くなるほどに、

膝だけでなくあらゆる関節の痛みは確実に減っていくことでしょう。

そしてそれは、いつまでも山に登り続けられる、

自由で活動的な暮らしにつながっているのです。

 

耳鳴り、耳の重さと首コリの改善方法

 

こんにちは、ワタルです。

今日は、

「耳鳴り、耳の重さと首コリの改善方法」

について書いていきます。

 

最近治療をしていて感じるのが、

耳鳴りや耳が重たい感じとそれに伴う首のコリに悩む方が多いということ。

この症状を訴える方は、特に女性に多いです。

めまいや耳鳴りといった症状の病気として一般的に知られている「メニエール病」は、

男女の発病率はほぼ1:1だと言われていますので、

もしかすると男性の多くは症状が出ても我慢しているのかもしれませんが。

そういう意味では女性だけでなく、男性にも役立つ内容だと思います。

 

グーグルで 「耳鳴り 胸鎖乳突筋」と検索を掛けると、

12000件ほどのヒットがあります。

その中のいくつかをのぞいてみると、

耳鳴りやめまいと胸鎖乳突筋(首の筋肉)の関連性について書いています。

ただその多くは、

「首が凝っていることが耳の不調の原因」

というスタンスです。

首が固くなることで耳の血行が悪くなり、

その結果として耳鳴りやめまいが起きるというわけですね。

もちろんそれを全部否定するつもりはありませんが、

私としてはその逆の可能性が大きいと考えています。

つまり、

「耳が不調だから、首が凝る」

のではないかと。

多くの方が感じたことがあると思うのですが、

パソコン作業などで目が疲れると、

後頭部や首の後ろが張ってしんどくなったりしませんか?

これと同じようなことが耳の場合は、

首の横から前にかけての筋肉で起きるのです。

そこで耳の不調を伴う首のコリを訴える患者さんに対しては、

まず耳の血行を良くするセルフマッサージをお伝えしています。

とても簡単な方法ですが、お伝えしたすべての方から、

「耳鳴りが楽になった」

「耳が軽くなった」

という感想を頂いています。

耳の不調を感じている方や首の横から前にかけてのコリが気になる方は、

ぜひ試してみて下さい。

 

耳のセルフマッサージ

1.耳の上部を親指と人差し指でつまんで、揉みながら上に引っ張る

2.耳の横の部分を同様に揉みながら横に引っ張る

3.耳の下(耳たぶ)を同様に揉みながら下に引っ張る

4.両手で耳を頭に押し付けてそのまま前後に耳をひっくり返すように動かす

 

それぞれの動作を5~10回ずつ程度、

毎日お風呂の中ででも行ってみて下さい。

耳の調子の悪い人は多分、かなり痛いと思います。

ですが2週間ほど続けていると痛みが軽くなり、

それにつれて耳の調子も良くなっていきます。

とても簡単で効果的なのでおススメですよ♪

 

中咽頭ガンってどんな病気?

タバコ

 

こんにちは、ワタルです。

先日、音楽家の坂本龍一さんが「中咽頭ガン」に罹っていることが、

ニュースになっていました。

今後はニューヨークで治療に専念するため、

音楽活動をすべて休止するそうですね。

 

そこで今回は「中咽頭ガン」について簡単に調べてみました。

 

1.中咽頭ガンってどんな病気?

中咽頭の粘膜をかたちづくっている細胞がガン細胞に変わることで起きる病気です。

「扁平上皮細胞」という中咽頭粘膜の表面を覆っている細胞が、

ガン細胞に変わることが多いようです。

症状としては、

・食べ物を飲み込んだときに違和感を感じたり、しみたりする

という初期症状から、

・のどの痛み

・食べ物を飲み込みにくい

・話しにくい

といった症状へと進み、さらに進行すると、

・血が出る

・息がしづらい

・食べ物を飲み込めない

といった症状がでるようです。

 

2.中咽頭ってどこにあるの?

おおざっぱに言えば、「口の奥」にあたります。

子供のころによく腫れて熱を出す原因になった「扁桃腺」の、

さらに奥にあたる場所が中咽頭です。

ちなみに咽頭は上・中・下の三つの部位に分かれていて、

「鼻の奥」が上咽頭、「口の奥」が中咽頭、「のど仏の奥」が下咽頭です。

 

3.中咽頭ガンになる原因は何?

普通の細胞がガン細胞に変わる仕組みについては、

まだ正確に解明されてはいません。

ただ中咽頭ガンの場合、「飲酒」や「喫煙」との関わりは大きいようです。

以下、個人的な見解として、

中咽頭ガンに限った話ではありませんが、

「強すぎる刺激」と「ガン細胞」との間には、

何らかの関係性があると考えられます。

例えばカラダのどこかがかゆくて何度もかいていると、

だんだんと皮膚(表皮)が固くなることがありますよね。

これは皮膚の細胞が、繰り返される刺激に対して、

より強い形の細胞に「置き換わる」ためです。

同じように、逆流性食道炎の人の食道についても、

なんども胃酸による刺激が繰り返されるうちに、

食道の細胞が薄いものから分厚いものに置き換わっていきます。

この、細胞が「置き換わる」時に、

ガン細胞へと変わることが多いのではないかと推測されます。

そういう意味では中咽頭ガンの場合、

「飲酒」や「喫煙」だけでなく、

「熱いものをそのまま飲み込む」ことも良くないと考えられます。

 

4.転移のしやすい場所はどこ?

中咽頭ガンは、高い確率で頚部のリンパ節に転移すると言われています。

また、食道ガンや口腔ガンを併発するケースもあるようです。

 

5.治療法はどんなもの?

中咽頭ガンの進行具合によって、いくつかの治療法を組み合わせて行います。

ガンがそれほど進んでいないものについては、

「放射線治療」だけで治療が可能な場合があります。

この場合、通院で治療を行うことができます。

ガンが相当程度進んだものについては、

「外科手術」がメインの治療法となります。

この場合、多くは頸部リンパ節にも転移しているので、

そちらも取り除くことになります。

さらには口の奥の柔らかい部分(軟口蓋)や、

舌の付け根(舌根部)も取り除く対象となる場合があります。

 

6.どの程度の確率で治るの?

中咽頭ガンの治療を行った人が「5年後に生きていられる確率」は、

統計データによっても違いますが、

だいたい以下の通りになるようです。

進行が経度:90%

進行が中程度:70~80%

進行が重度:50~60%

このように生存率自体は、ガンの中では高い方だと言われています。

 

7.後遺症は出るの?

中咽頭ガンがある程度進行して「外科手術」を行った場合、

その取り除いた場所によって様々な後遺症が出るようです。

まず中咽頭を取り除いたことにより、

・食べ物が呑み込みにくくなる

・声が出しづらくなる

・むせてせき込みやすくなる

といった症状がでることがあります。

また、頸部リンパ節を取り除いた場合は、

・肩や首がこる

・腕が動かしにくくなる

・顔がむくむ

といった症状がでることがあります。

 

8.どこの病院(何科)で診てもらえばいいの?

やっぱり喉の専門家である耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。

中咽頭は口の奥の比較的見やすい部分なので、

耳鼻咽喉科のファイバースコープで早期に発見できるようです。

 

9.何歳くらいの人に多いの?

50代~60代の方に多いです。

 

10.男女差はあるの?

男性の方が3倍~5倍多いと言われています。

 

以上、簡単ではありますが「中咽頭ガン」についてまとめてみました。

ガンの方を治療する機会は今のところありませんが、

こういった機会に少しではありますが学んで行けたらと思います。

 

 

 

 

肩コリには、腕を緩める

肩コリ

 

こんにちは、ワタルです。

今日も、力の抜き方をお伝えしている方からのメールを紹介します。

 

前回は武颯塾神戸修練会で「武術」を通してカラダの使い方を伝えていた方の紹介でしたが、

今回は整体道場で「整体」や「介護」を通して力の抜き方を伝えているNさんからのメールです。

 

(以下、引用)

いつもお世話になっております。

セミナーで習っていることが役立ったことを報告しておきます。

 

この間、ある先輩を見ると明らかに肩が張って重そうでした。

手が上がらない状態。

これは辛そうだったので、肩というよりまずは右左の上腕を触ってみました。

案の定、ガチガチに凝り固まっておりました。

右より左の方が深刻だったので、

癒すことを意識して優しく浸透する剄の圧を様子を見ながら、加えてみました。

 

十分ではないけど、少し緩んで行くのを感じたので、

緊急的に肩というか上半身を緩める方法をアドバイスしました。

それは凝り固まった肩甲骨を動かす簡単な方法です。

(肩甲骨の上下とか、肩甲骨周辺を回すとか)

 

しかし、それも出来ないということなので、単に身体の力を抜いて、

上下に小刻みに揺れるということをアドバイスさせてもらいました。

 

それもやりにくそうだったので、手首から、それが出来たら上腕、

腕全体をゆっくり揺らすことから始めることと、風呂に浸かっている時と風呂上がりに、

上腕部を優しく撫でるようにしてさすることを教えさせてもらいました。

 

先日、セミナーで教えてもらったことが出来れば良いのですが、

離れた職場で働いている先輩にはなかなか出来ないので、

自分なりの経験からアドバイスさせてもらいました。

 

まだまだ、私は痛いところだらけなので、偉そうなことは言えないのですが、

セミナーとかに参加していなかったら、そういうことはアドバイス出来なかったと思っております。

 

他にもひとりで簡単に身体を緩める方法があれば教えて下さい。

よろしくお願いします。

(以上、原文そのまま)

 

このNさんは、ほとんど毎回参加されているだけでなく、

学んだマッサージをすぐに奥さんや職場の同僚にやってあげているそうです。

それだけ熱心に練習されている甲斐もあり、

肩周りの力を抜く感覚はかなりのもの。

そして、自分が緩む感覚を掴めてくるほどに、

人が緩むにはどうしたらいいかということも分かってくるのです。

今回頂いたメールからもNさんの理解が進んでいることがうかがえて、

とても嬉しく思いました。

 

ちなみに、整体やマッサージの仕事をしている多くの方は、

「肩コリには、腕を緩める」

というコツをご存じだと思いますが、

一般の方には案外知られていないようです。

 

肩コリがツラい時には、どうしても肩ばかり押さえてしまいます。

もちろん楽になればそれでいいのですが、

それでもなかなかほぐれてくれない時には、

「腕を緩めてみる」

という簡単で意外と効果的なアプローチを試してみましょう。

 

腰や肩と違って腕の場合は、

自分でも比較的しっかりとセルフマッサージが行えます。

肩コリで悩んでいるなら、覚えておくといいですよ♪

 

仮説:パーキンソン病と脱力

 

こんにちは、ワタルです。

久しぶりのブログ更新となる今回は、

「パーキンソン病と脱力」

というテーマについて書こうと思います。

パーキンソン病の患者さんは、
平成20年時点で約13万9000人いると言われています。

これは難病指定されている疾患の中で、
潰瘍性大腸炎に次いで多い数字だとのこと。

そして現在、私も同病の患者さんを一人、
治療させてもらっています。

治療を始めたのは3カ月ほど前で、
治療頻度は2~3週間に1回のペース。

治療の効果に対する印象としては、
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、
全体として症状は改善に向かっているというところです。

鍼灸学校の学生時代に、
同病の患者さんを診せて頂く機会はありました。

けれども実際に仕事として治療にあたるのは、
今回が初めてです。

ですからまずは、
パーキンソン病についての勉強からやり直しました。

何冊かの本を読んだのですが、
病気そのものについて一番わかりやすかったのはこの本。

病気の原因や症状だけではなく、
脳のはたらきについての説明にも大きくページを割いているので、
パーキンソン病がどういう仕組みの病気なのかが分かりやすいです。

これらの本によると、
パーキンソン病とは、

「中脳黒質の変性によるドーパミン不足を原因とする、

随意運動に対する過剰な抑制である」

と言えます。

言葉だけでは分かりづらいと思いますので、
簡単な図を載せます。
(クリックすると拡大されます)

こちらが一般の運動における、
主動筋と拮抗筋のはたらきです。

拮抗筋のはたらき

 

対してこちらはパーキンソン病における、
主動筋と拮抗筋のはたらきです。

 

拮抗筋のはたらき(パーキンソン

一般の運動とパーキンソン病の運動における違いは、

「拮抗筋による抑制の強度の違い」

だと言えます。

もう少し詳しく書くと、
パーキンソン病による「運動の抑制」は、
「大脳からの運動の指示」を抑制するのではなく、
「関節の運動そのもの」を抑制しているのです。

これは、

「固縮(筋強剛)」

というパーキンソン病の4大症状の一つが、
端的にあらわしています。

なぜなら「大脳からの運動の指示」そのものを抑制しているのであれば、
筋肉は「収縮」ではなく「弛緩」するはずだからです。

けれどもパーキンソン病の症状は、
筋肉が収縮して動きづらくなるもの。

ということは、「大脳からの運動の指示」は出ているけれども、
その「指示」の内容に「違い」があると考えられます。

そしてその「指示」「違い」とは、

「拮抗筋への収縮指示の大きさ」

だと言えます。

一般的な運動においても、
上の図のように拮抗筋は収縮します。

けれどもそれは、
急な動きが身体に対して与える負担を軽くするためのもの。

実際の運動を止めてしまうほどのものではありません。

しかしパーキンソン病の場合は、
拮抗筋への収縮の指示が必要以上に大きくなります。

それが、自分の意図した運動を止めてしまうほどにまで。

さらにこの「拮抗筋への収縮指示」は、
自分が意図した場合以外にも出される場合があります。

それは、筋肉の機能として存在する(とされている)、
「予備緊張」に伴うものです。

この「予備緊張」は、
普段から意図しない状態でも行われている筋肉の緊張です。

そして筋肉の緊張とは、
自覚の有無にかかわらず脳や神経からの指示を必要とします。

つまり無自覚の状態で出している筋肉への指示に付随して、
拮抗筋への収縮指示も出てしまう。

これがパーキンソン病のもう一つの4大症状である、

「安静時振戦」

の正体だと私は考えています。

つまり、

「固縮」「安静時振戦」

とは別の症状ではなく、

「拮抗筋への過剰な収縮指示」

という同じ症状の別の側面だと考えられるのです。

そしてこの症状を生み出しているのが「ドーパミン不足」であり、
一般的な治療はドーパミンを薬剤によって補う方法を取ります。

もちろんこれは即座に効果を発揮します。

足りないドーパミンが補われると、
拮抗筋への過剰な収縮指示は軽減されます。

けれども補われたドーパミンが無くなれば、
また同じ症状がでます。

それに長期間の投薬には、
「ウェアリングオフ」という薬が効かなくなる現象もあらわれます。

そこで、なのです。

前置きが長くなりましたが、
「パーキンソン病」のリハビリとして「脱力」が有効であるという、
私の仮説を聞いていただきたいのです。

長い長い前置きで私が言いたかったことは、

「パーキンソン病の主な症状は、

拮抗筋への過剰な収縮指示によって起きる。

そしてその収縮指示は、

主動筋への収縮指示に伴って出される。」

ということです。

ということは、

「主動筋への収縮指示が減れば、

拮抗筋への収縮指示も減る」

とは考えられませんか?

「主動筋への収縮指示」こそが、
パーキンソン病の症状があらわれる「トリガー」なのです。

そして「脱力」とは、
その「トリガー」を引かなくなるということ。

なぜなら「脱力」とは、
筋肉の収縮を減らしていくことだから。

拮抗筋のはたらき(脱力)

そしてさらに「脱力」が進んでいけば、
「運動」のメカニズムが変化していきます。

一般的な運動においては、
「筋肉への収縮指示」が運動のスタートです。

けれども「脱力」においては、
「筋肉を緩める指示」が運動のスタートなのです。

この「運動メカニズムの転換」が進むほど、
パーキンソン病の症状は出にくくなる。

つまり、

「脱力はパーキンソン病のリハビリに最適である」

ということが、
ここで私が言いたかったことです。

もちろん勉強不足であることは自覚しておりますので、
皆様の感想、ご意見をお待ちしております。

P.S.

もっと多くの方に来て頂いて、
より幅広く学べる環境。

さまざまな取り組みをされている人たちが、
「脱力」というキーワードで交流できる場所。

武颯塾大阪支部と神戸修練会を、
そんな場所にしていきたいと思っています。

このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。

修練参加でも、質問でも何でも結構です。

ピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。

musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

楽しみにしております!!

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脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

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腰痛を治すために必要なこと

ストレッチ

 

こんにちは、ワタルです。

今日は、

「腰痛を治すために必要なこと」

というタイトルで書いていきます。

治療を受けにくる患者さんの多くが訴える腰痛。

そんな腰痛に悩む方に共通するのが、

「股関節周りの緊張」

であることは、
以前にも書きました。

ですが今回は、

「そもそも腰はなぜ痛むのか?」

ということに焦点を当てたいと思います。

最初に結論を言うと、

「腰を『自分』だと思っていないから」

ということになるのですが、
それがどういうことなのか説明が必要ですよね。

そこでストレッチを例に挙げてみましょう。

座って脚を広げて、
上半身を前に倒していく。

 

上の写真の形です。

もう少し柔らかいと絵になるのですが、
そこは勘弁してくださいw

ともかくこういう形を取ったときに、
カラダの柔らかい人と固い人がいるわけです。

では、柔らかい人と固い人では、
一体なにが違うのか。

もちろん幾つかの違いが考えられますが、
大きな違いの一つに、

「動かす場所が違う」

というものがあります。

このストレッチの形で言えば、

「どこから身体を倒しているか」

が違うのです。

カラダの柔らかい人は、
「股関節」から上半身を倒していきます。

それに比べてカラダの固い人は、
「頭」「腕」を前に出そうと頑張ってしまいます。

そこでもう一度、
上の写真を見てください。

このストレッチにおいて、
本当に動かしたい場所はどこですか?

どこが動くことが、
上半身を前に倒すことに最も効果的ですか?

そうですよね、
「股関節」ですよね。

ということは、

「股関節を動かす」

ということが、
このストレッチの目的になるはずです。

であれば、

「股関節を動かして上半身を倒す」

という運動をするべきなのです。

ところがカラダの固い人は、

「頭や腕を前に出すことで上半身を倒す」

という全く逆のことを行ってしまいます。

だから、思ったように上半身を倒すことが出来ないのです。

筋力を主体とした一般的な運動において、
頭や腕を動かす時に必ずやってしまうことがあります。

それは、

「体幹を固めて土台として扱う」

ということ。

つまり頭や腕を動かそうとすればするほど、
上半身を倒すことが難しくなるのです。

それにもかかわらずなぜ、
頭や腕を動かそうとしてしまうのか。

それは、

「頭や腕を自分だと思っているから」

です。

言い換えると、

「腰や股関節を自分だとは思っていない」

ということになります。

実際、武颯拳の修練中に、
股関節を動かして技を掛けたとします。

この時多くの人が口にするのは、

「自分でやった気がしない」

という感想です。

股関節や腰といった中心からの動きで技をかけると、
腕を意図的に動かす必要がありません。

そのため、

「頭や腕を動かすこと=自分が動くこと」

だと認識している人にとっては、
自分が技を掛けたと感じられないのです。

けれどもカラダの中心に意識を向ける修練を続けるうちに、
その技を自分が掛けたと実感できるようになります。

それは股関節や腰を、
自分だと認識できるようになってきたから。

そして認識が深まるにつれて、
よりカラダの中心から動くようになるのです。

つまりカラダの固い人にとって必要なことは、
股関節や腰を「意識する」ということ。

繰り返し意識することで、
股関節や腰を「自分」だと感じられるようになってきます。

そうなれば、そこから上半身を倒すようになり、
その結果カラダは柔らかくなるのです。

話しが長くなりましたが、
同様のプロセスが腰痛の改善にも必要なのです。

腰痛を訴える人はほとんどの場合、
自分の腰に意識を向けることが苦手です。

あるいは土台として固める感覚を、
腰の感覚として意識しています。

けれども腰を自分だと認識して緩められれば、
腰痛は必ず改善します。

つまり、

「腰痛を治すために必要なこと」

とは、

「腰を『自分』だと認識して緩めること」

なのです。

もちろんそれは、
ただ言葉で言っても理解できるものではありません。

けれども武颯拳の修練を行うことで、
必ず理解できるようになります。

武颯拳は武術という形を取りますが、
このように身体の調子を整えることにも、
とても大きな効果を発揮します。

ぜひ、一緒に修練をしましょう!!

P.S.

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ピンとくるものがあれ

「腰痛」「膝の痛み」を治す

腰痛

 

こんにちは、ワタルです。

今日は、

「『腰痛』『膝の痛み』を治す」

というテーマで書いていきます。

ある程度の年齢を重ねた人達の治療をしていると、
ほとんどの人が訴える症状。

それが、

「腰痛」「膝の痛み」

です。

確かにこの2つの症状を東洋医学的に見ると、
加齢とともに起こりやすくなるものだと言えます。

もちろん西洋医学の見地からも、

「軟骨がすり減る」

などの理由により、
ある程度仕方ないものとして扱われています。

「まあ、歳だから仕方ないよ」

というセリフをお医者さんから言われた方、
とても多いです。

けれども、
本当にそうなのでしょうか?

「腰痛」「膝の痛み」は、
歳を取ったら諦めなければいけないものなのでしょうか?

私はそうは考えていません。

「腰痛」「膝の痛み」も、
「正しい身体の使い方」を身に付けることで、
かなりの割合で治ると考えています。

その「正しい身体の使い方」とはどういったものかというと、

「身体を流体として扱う」

というものです。

人の身体は60%から70%が水分でできています。

イメージするなら、

「水の入った袋に骨が浮かんでいる」

という姿が、
本来の身体の在り方なのです。

けれども多くの人は、
自分の身体を「固体」として扱っています。

そして「腰痛」「膝の痛み」を訴える人は、
必ずと言っていいほど「股関節」が固くなっています。

かくいう私自身、サッカーをしていた中学生のころから、
「膝の痛み」に悩まされてきました。

けれどのその痛みは、
武颯拳の修練を始めてからしばらくすると、
ほとんど感じることが無くなっていました。

では、修練を始める前と後では、
何が違っていたのか。

修練を始めるまで私は本当に身体が固かったので、
柔軟体操の時間が大嫌いでした。

なのに当時の武颯拳の修練では、
30分以上もの時間を柔軟体操に使っていたのです。

しかもそれを二人組になって行うので、
かなりの痛みを伴います。

その時間があまりにもツラいので、
私は毎日、柔軟体操をするようになりました。

すると少しずつ身体も柔らかくなり、
それに伴って膝の痛みも無くなっていったのです。

つまり、修練を始める前と後での違いとは、

「股関節の柔らかさ」

だと言えます。

皆さんもご存じのとおり、
「股関節」「腰」「膝」の間にあります。

「腰痛」「膝の痛み」を訴える人は、
「股関節」が固くなっていて、
クッションの役割を果たしていません。

ですから地面からの衝撃を、
「腰」「膝」でそのまま受け止めてしまうのです。

けれども「股関節」が緩んでくると、
その衝撃を吸収してくれるようになります。

その結果、

「『腰痛』『膝の痛み』を治す」

ことにつながるのです。

ただ、「股関節を緩める」という感覚は、
なかなか自分一人では掴みづらいものです。

ですから、正しい指導やサポートを受けながら、
自分の身体と対話していくひつようがあります。

興味がある方はぜひ、
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整体道場にお越しください。

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股関節を緩める(腰痛・膝の痛みの解決に向けて)

股関節

 

こんにちは、ワタルです。

今日は久しぶりに、
「整体」というテーマで書いていきます。

私は去年の12月から、

「ミナミで学ぶ、整体と介護」

と題したセミナーを、
難波の浪速スポーツセンターで行っています。

そこでは様々な身体の不調に対する施術や、
介護の動作をテーマとして取り上げて、
どうすれば無理なく効果的に動けるかを伝えています。

その中で私が担当しているのが、

「整体道場」

です。

文字通り「整体」のやり方を、
武術の修練と同じ観点から解釈してお伝えしています。

そしてその目的とするところは、

「相手を緩めることで自分も緩む」

というもの。

整体やマッサージをしてあげることが、
「負担にならない」やり方を身に付けて頂くのです。

整体やマッサージを職業にされている方なら良くわかると思うのですが、
どうしても「頑張って」施術してしまうのですよね。

すると自分がしんどいだけでなく、
施術の効果も努力に見合わないものになってしまう。

けれども、自分自身が脱力して、
その時に生まれる力を相手に伝える。

そういうやり方を身に付ければ、
まずは自分が疲れなくなります。

そしてそれが上達するほどに、
相手の身体の奥深くにまで浸透する力を使えるようになるのです。

そんな「整体道場2013.11.2」のテーマは、

「股関節を緩める」

というものでした。

このテーマの重要性は、
まだ世間一般に知られているとは言えません。

ですが身体の構造上より中心に近い「股関節」を緩めることで、
本当に様々なメリットがあるのです。

例えば多くの方が悩んでいる、
「腰痛」「膝の痛み」

その治療のために、
整形外科や整骨院に通っている方も沢山いますよね。

ですがそこで伝えられるそれらの予防策と言えば、

「腹筋と背筋を鍛えましょう」

「太ももの前側の筋肉をつけましょう」

といったものがほとんどです。

けれども良く考えてください。

体重を腰や膝で無理に支えていることが、
その痛みの原因ですよね。

それなのに腰周りや膝周りの筋肉を鍛えたら、
なおさらそこに頼ってしまいます。

つまり一時しのぎにはなっても、
「本質的な解決」には向かっていないのです。

では、「腰痛」「膝の痛み」に対する、
「本質的な解決」とはどのようなものなのか。

それは、

「体重の支え方を変える」

ということ。

もちろんそれには様々な段階がありますが、
その中でも重要なポイントの一つが、

「股関節を緩める」

ことなのです。

解剖図を見るまでもなく、
「股関節」「腰」「膝」の間にあります。

つまり「股関節が緩む」ということは、

「腰の下にクッションを入れる」

「膝の上にクッションを入れる」

ということと同じなのです。

そう考えると、

「股関節を緩める」

ということが、
「腰痛」「膝の痛み」にどれだけ効果的か、
分かって頂けるでしょう。

そんな効果的なアプローチをお伝えしている、

「整体道場2013.11.2」

のセミナー動画をアップロードしました。

少々長いですが、
何度も繰り返しご覧になってください。

きっと得られるものがあるはずですよ♪

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