腕はどこからが腕なのだろう。
脚はどこからが脚なのだろう。
そのあたりの感覚が曖昧になってきた気がする。
解剖学的には、肩関節から先が腕だし、
股関節から先が脚なのは間違いない。
それは人である限り、
誰に対しても当てはまる定義。
ただ、「腕や脚をどこから動かすのか?」
という機能的側面から見たときには、
人によって大きな違いがある。
脚に限って言えば、
膝から下を脚だと勘違いしている人は多い。
膝を動かすことが、
イコール脚を動かすことだと思っている。
そんな自覚はないままに。
もちろん脚を動かすにあたって、
膝が重要な役割を果たすのは間違いない。
ただそれは、
足先へと流れる力の方向を転換するため。
決して膝の曲げ伸ばしが力の発生源ではない。
動画では、
脚を相手の太腿に付けた状態から、
力を伝えている。
この形で筋力を使って膝を伸ばそうとすれば、
自分が後ろに動いてしまう。
おヘソあたりの動きを脚に伝えることで、
相手からの反発の少ない力を加えている。
コツは、蹴り足を徹底的に脱力すること。
本当に、ただ置いてるだけ。
強く蹴りたければ、決して蹴らない。
面白いよね。
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