「我思わざるところに我あり」
これはデカルトの有名な言葉に対する、
島田明徳宗師範の言葉。
一見、ちょっとひねっただけに見えるけど、
脱力トレーニングを重ねるにつれて、
なるほどと思うことが増えた。
意識の主体としての自分をどこに置くのかで、
ものの見え方や感じ方は大きく変わる。
さらには自分の見られ方や、
カラダの状態にも影響する。
そんなココロとカラダの関係を、
体感を通して物理的に学べる。
それが脱力トレーニングの良いところ。
動画では、胴を抱えて持ち上げられたところから、
体幹を脱力させることで、
意識の主体を下半身へと移動させている。
この自分が下半身にいる状態のことを、
太極拳では上虚下実といって、
トレーニングにおける重要なポイントとしている。
普通はこうやって持ち上げられると、
「持ち上げられている自分」だけになる。
するとどうやって降りれば良いか分からない。
けれど、「持ち上げられている自分」以外の、
思わざるところにある自分に気付ければ、
意外と簡単に降りていける。
もちろん、カラダの使い方に限った話じゃない。
思わざるところにある自分に気付くことで、
今まで見えなかった選択肢が見えてくる。
脱力トレーニングを、
自分の可能性を広げるキッカケにしてもらえるといいな。
P.S.
RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
ただただ合気や発勁を使えるようになるための、
身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。
当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
怖いと感じた動きを強制もしません。
ご自分の出来る範囲で、
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