東京本部道場での2泊3日の合宿に参加してきた。
ただひたすら修練するだけの3日間。
修練以外の時間は休息を取るだけという、
本当に幸せな時間を過ごした。
合宿での食事の時間に誰かが言っていた。
何もしていない自分と、
相手に圧を掛けられた自分との「差」を意識する事で、
修練の理解が進んだと。
これはとても大切なことを言っていると思う。
普通に生活をしていると、
刺激に対する反応だけが自分だと勘違いしてしまう。
刺激に対する反応と、それ以外の部分。
その差を意識することで、
まずは刺激と自分を切り離す。
そして反応してない部分に自分を置く。
それによって、
身体的にも精神的にも自由な状態を手に入れることが、
武術の修練だと考えている。
動画では、掴まれた腕を相手ごと落としている。
腕を引っ張ろうとすれば、
逆に自分が持ち上げられてしまう。
これも掴まれているという刺激から、
いかに自分を切り離せるかが重要。
掴まれている腕ではなく、
自由な体幹部分に自分を置くことで、
相手に阻害されずに動ける。
結果、相手には予想以上の力が伝わり、
大きく崩すことができる。
P.S.
RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
ただただ合気や発勁を使えるようになるための、
身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。
当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
怖いと感じた動きを強制もしません。
ご自分の出来る範囲で、
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