言葉と心の関係を研究している、
大学の先生と話をした。
なかなかゆっくり話す時間を取れなかったので、
興味深い話をたくさん聴けて嬉しかった。
先生の立場から見ても、
武颯塾でやっている脱力トレーニングは、
心理療法としての大きな価値があるらしい。
話をしていて共感したのは、
「ポジティブな言葉を使おう」
というアプローチの効果と限界について。
もちろん普段使う言葉を変えることで、
物事の捉え方が変わるのは分かる。
ただ反面、
ポジティブな言葉を使おうと思った時点で、
そうじゃない自分もいるってこと。
この本音の自分を変えなければ、
本当の意味で変わることは出来ない。
そこで役立つのが身体感覚のトレーニング。
特に、自分の中心と言葉を繋げる感覚。
この感覚が分かると、
自分の言葉にこれまで感じたことのない実感がこもる。
大げさに言えば、魂が入る。
今までなんて薄っぺらい言葉を使っていたのかと、
今さら気づいてしまった。
こういうアプローチの脱力トレーニングも、
面白いかもしれない。
前置きが長くなったけど、
今回は肩と胸の脱力トレーニング。
しっかりと両肩を掴まれても、
楽に自由に動けることの確認。
ポイントは肩関節と胸鎖関節の脱力を維持したまま、
腹背の緩みで肩を動かすこと。
肩はお腹の変形で勝手に動かされるのであって、
自分で肩を動かそうとしてはいけない。
これが上手く出来るようになると、
腕の使い方が格段にレベルUPする。
ぜひ、試してみてほしい。
P.S.
RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
ただただ合気や発勁を使えるようになるための、
身体コントロール技術を楽しく学ぶための場所です。
当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
怖いと感じた動きを強制もしません。
ご自分の出来る範囲で、
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