神戸駅の構内から、南に少し出たところ。
3歳くらいの女の子が走り回っている。
少し離れたところにいるお母さんが、
とてもうんざりした顔で女の子を呼びつけ、
腕を掴み、引きずるように連れて行こうとしていた。
それを横目に見ながら、
改札を通ってホームに向かった。
女の子はとても元気で活発そうに見えた。
あの年頃の子供は大抵がエネルギーの塊で、
自由に動くカラダをしている。
けれども親はそうじゃない。
カラダが重く、立って歩くことさえしんどそうだ。
大きなお世話だけど、
運動能力に限って言えば、
親が子供のブレーキになる可能性は大きい。
別に今日見た人に限った話ではなく、
ほとんどの大人は立ち姿や歩き姿がすでに、
しんどそうに見える。
自分の体重を、脚の筋力で頑張って支えてる。
頑張って地面を蹴って歩いてる。
そんなこと、する必要が全く無いのに。
立つために必要なのは、
脚の筋力で体重を支えることじゃない。
自分の中心を、足裏の上に乗せるだけでいい。
この立ち方が出来るだけで、
自分のカラダがとても軽く感じられる。
そして面白いことに、
この自分で軽く感じるカラダは、
他人が動かそうとした時に、
とても重たくすることができる。
自分の中心が整って足裏に乗っていれば、
カラダは安定して簡単には崩れない。
動画は腕を掴んで持ち上げようとされても、
中心感覚をブレさせないことで、
カラダのバランスを保つトレーニングをしている。
自分のカラダが安定して、
なおかつ軽く楽に動けるとしたら、
きっと子供に対する対応も変わるんじゃないか。
そんな事を考えさせられ光景だった。
P.S.
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