耳鳴り、耳の重さと首コリの改善方法

 

こんにちは、ワタルです。

今日は、

「耳鳴り、耳の重さと首コリの改善方法」

について書いていきます。

 

最近治療をしていて感じるのが、

耳鳴りや耳が重たい感じとそれに伴う首のコリに悩む方が多いということ。

この症状を訴える方は、特に女性に多いです。

めまいや耳鳴りといった症状の病気として一般的に知られている「メニエール病」は、

男女の発病率はほぼ1:1だと言われていますので、

もしかすると男性の多くは症状が出ても我慢しているのかもしれませんが。

そういう意味では女性だけでなく、男性にも役立つ内容だと思います。

 

グーグルで 「耳鳴り 胸鎖乳突筋」と検索を掛けると、

12000件ほどのヒットがあります。

その中のいくつかをのぞいてみると、

耳鳴りやめまいと胸鎖乳突筋(首の筋肉)の関連性について書いています。

ただその多くは、

「首が凝っていることが耳の不調の原因」

というスタンスです。

首が固くなることで耳の血行が悪くなり、

その結果として耳鳴りやめまいが起きるというわけですね。

もちろんそれを全部否定するつもりはありませんが、

私としてはその逆の可能性が大きいと考えています。

つまり、

「耳が不調だから、首が凝る」

のではないかと。

多くの方が感じたことがあると思うのですが、

パソコン作業などで目が疲れると、

後頭部や首の後ろが張ってしんどくなったりしませんか?

これと同じようなことが耳の場合は、

首の横から前にかけての筋肉で起きるのです。

そこで耳の不調を伴う首のコリを訴える患者さんに対しては、

まず耳の血行を良くするセルフマッサージをお伝えしています。

とても簡単な方法ですが、お伝えしたすべての方から、

「耳鳴りが楽になった」

「耳が軽くなった」

という感想を頂いています。

耳の不調を感じている方や首の横から前にかけてのコリが気になる方は、

ぜひ試してみて下さい。

 

耳のセルフマッサージ

1.耳の上部を親指と人差し指でつまんで、揉みながら上に引っ張る

2.耳の横の部分を同様に揉みながら横に引っ張る

3.耳の下(耳たぶ)を同様に揉みながら下に引っ張る

4.両手で耳を頭に押し付けてそのまま前後に耳をひっくり返すように動かす

 

それぞれの動作を5~10回ずつ程度、

毎日お風呂の中ででも行ってみて下さい。

耳の調子の悪い人は多分、かなり痛いと思います。

ですが2週間ほど続けていると痛みが軽くなり、

それにつれて耳の調子も良くなっていきます。

とても簡単で効果的なのでおススメですよ♪

 

中咽頭ガンってどんな病気?

タバコ

 

こんにちは、ワタルです。

先日、音楽家の坂本龍一さんが「中咽頭ガン」に罹っていることが、

ニュースになっていました。

今後はニューヨークで治療に専念するため、

音楽活動をすべて休止するそうですね。

 

そこで今回は「中咽頭ガン」について簡単に調べてみました。

 

1.中咽頭ガンってどんな病気?

中咽頭の粘膜をかたちづくっている細胞がガン細胞に変わることで起きる病気です。

「扁平上皮細胞」という中咽頭粘膜の表面を覆っている細胞が、

ガン細胞に変わることが多いようです。

症状としては、

・食べ物を飲み込んだときに違和感を感じたり、しみたりする

という初期症状から、

・のどの痛み

・食べ物を飲み込みにくい

・話しにくい

といった症状へと進み、さらに進行すると、

・血が出る

・息がしづらい

・食べ物を飲み込めない

といった症状がでるようです。

 

2.中咽頭ってどこにあるの?

おおざっぱに言えば、「口の奥」にあたります。

子供のころによく腫れて熱を出す原因になった「扁桃腺」の、

さらに奥にあたる場所が中咽頭です。

ちなみに咽頭は上・中・下の三つの部位に分かれていて、

「鼻の奥」が上咽頭、「口の奥」が中咽頭、「のど仏の奥」が下咽頭です。

 

3.中咽頭ガンになる原因は何?

普通の細胞がガン細胞に変わる仕組みについては、

まだ正確に解明されてはいません。

ただ中咽頭ガンの場合、「飲酒」や「喫煙」との関わりは大きいようです。

以下、個人的な見解として、

中咽頭ガンに限った話ではありませんが、

「強すぎる刺激」と「ガン細胞」との間には、

何らかの関係性があると考えられます。

例えばカラダのどこかがかゆくて何度もかいていると、

だんだんと皮膚(表皮)が固くなることがありますよね。

これは皮膚の細胞が、繰り返される刺激に対して、

より強い形の細胞に「置き換わる」ためです。

同じように、逆流性食道炎の人の食道についても、

なんども胃酸による刺激が繰り返されるうちに、

食道の細胞が薄いものから分厚いものに置き換わっていきます。

この、細胞が「置き換わる」時に、

ガン細胞へと変わることが多いのではないかと推測されます。

そういう意味では中咽頭ガンの場合、

「飲酒」や「喫煙」だけでなく、

「熱いものをそのまま飲み込む」ことも良くないと考えられます。

 

4.転移のしやすい場所はどこ?

中咽頭ガンは、高い確率で頚部のリンパ節に転移すると言われています。

また、食道ガンや口腔ガンを併発するケースもあるようです。

 

5.治療法はどんなもの?

中咽頭ガンの進行具合によって、いくつかの治療法を組み合わせて行います。

ガンがそれほど進んでいないものについては、

「放射線治療」だけで治療が可能な場合があります。

この場合、通院で治療を行うことができます。

ガンが相当程度進んだものについては、

「外科手術」がメインの治療法となります。

この場合、多くは頸部リンパ節にも転移しているので、

そちらも取り除くことになります。

さらには口の奥の柔らかい部分(軟口蓋)や、

舌の付け根(舌根部)も取り除く対象となる場合があります。

 

6.どの程度の確率で治るの?

中咽頭ガンの治療を行った人が「5年後に生きていられる確率」は、

統計データによっても違いますが、

だいたい以下の通りになるようです。

進行が経度:90%

進行が中程度:70~80%

進行が重度:50~60%

このように生存率自体は、ガンの中では高い方だと言われています。

 

7.後遺症は出るの?

中咽頭ガンがある程度進行して「外科手術」を行った場合、

その取り除いた場所によって様々な後遺症が出るようです。

まず中咽頭を取り除いたことにより、

・食べ物が呑み込みにくくなる

・声が出しづらくなる

・むせてせき込みやすくなる

といった症状がでることがあります。

また、頸部リンパ節を取り除いた場合は、

・肩や首がこる

・腕が動かしにくくなる

・顔がむくむ

といった症状がでることがあります。

 

8.どこの病院(何科)で診てもらえばいいの?

やっぱり喉の専門家である耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。

中咽頭は口の奥の比較的見やすい部分なので、

耳鼻咽喉科のファイバースコープで早期に発見できるようです。

 

9.何歳くらいの人に多いの?

50代~60代の方に多いです。

 

10.男女差はあるの?

男性の方が3倍~5倍多いと言われています。

 

以上、簡単ではありますが「中咽頭ガン」についてまとめてみました。

ガンの方を治療する機会は今のところありませんが、

こういった機会に少しではありますが学んで行けたらと思います。

 

 

 

 

肩コリには、腕を緩める

肩コリ

 

こんにちは、ワタルです。

今日も、力の抜き方をお伝えしている方からのメールを紹介します。

 

前回は武颯塾神戸修練会で「武術」を通してカラダの使い方を伝えていた方の紹介でしたが、

今回は整体道場で「整体」や「介護」を通して力の抜き方を伝えているNさんからのメールです。

 

(以下、引用)

いつもお世話になっております。

セミナーで習っていることが役立ったことを報告しておきます。

 

この間、ある先輩を見ると明らかに肩が張って重そうでした。

手が上がらない状態。

これは辛そうだったので、肩というよりまずは右左の上腕を触ってみました。

案の定、ガチガチに凝り固まっておりました。

右より左の方が深刻だったので、

癒すことを意識して優しく浸透する剄の圧を様子を見ながら、加えてみました。

 

十分ではないけど、少し緩んで行くのを感じたので、

緊急的に肩というか上半身を緩める方法をアドバイスしました。

それは凝り固まった肩甲骨を動かす簡単な方法です。

(肩甲骨の上下とか、肩甲骨周辺を回すとか)

 

しかし、それも出来ないということなので、単に身体の力を抜いて、

上下に小刻みに揺れるということをアドバイスさせてもらいました。

 

それもやりにくそうだったので、手首から、それが出来たら上腕、

腕全体をゆっくり揺らすことから始めることと、風呂に浸かっている時と風呂上がりに、

上腕部を優しく撫でるようにしてさすることを教えさせてもらいました。

 

先日、セミナーで教えてもらったことが出来れば良いのですが、

離れた職場で働いている先輩にはなかなか出来ないので、

自分なりの経験からアドバイスさせてもらいました。

 

まだまだ、私は痛いところだらけなので、偉そうなことは言えないのですが、

セミナーとかに参加していなかったら、そういうことはアドバイス出来なかったと思っております。

 

他にもひとりで簡単に身体を緩める方法があれば教えて下さい。

よろしくお願いします。

(以上、原文そのまま)

 

このNさんは、ほとんど毎回参加されているだけでなく、

学んだマッサージをすぐに奥さんや職場の同僚にやってあげているそうです。

それだけ熱心に練習されている甲斐もあり、

肩周りの力を抜く感覚はかなりのもの。

そして、自分が緩む感覚を掴めてくるほどに、

人が緩むにはどうしたらいいかということも分かってくるのです。

今回頂いたメールからもNさんの理解が進んでいることがうかがえて、

とても嬉しく思いました。

 

ちなみに、整体やマッサージの仕事をしている多くの方は、

「肩コリには、腕を緩める」

というコツをご存じだと思いますが、

一般の方には案外知られていないようです。

 

肩コリがツラい時には、どうしても肩ばかり押さえてしまいます。

もちろん楽になればそれでいいのですが、

それでもなかなかほぐれてくれない時には、

「腕を緩めてみる」

という簡単で意外と効果的なアプローチを試してみましょう。

 

腰や肩と違って腕の場合は、

自分でも比較的しっかりとセルフマッサージが行えます。

肩コリで悩んでいるなら、覚えておくといいですよ♪

 

全日本社会人卓球奈良予選優勝

卓球

 

こんにちは、ワタルです。

今日は嬉しいニュースが飛び込んできたので、
その報告です。

武颯塾神戸修練会でこの4月まで修練をしていたIさんが、本日、
全日本社会人卓球選手権奈良県予選で、

「優勝」

しました!!

しかも、1月の神戸市卓球選手権同様、
シングルスとダブルスの2冠達成です。

以下は、Iさんからの携帯メールの転載です。

お疲れさまです。

本日全日本社会人予選でしたが、

シングルとダブル両方優勝して予選通過できました。

試合中苦しい場面もありましたが、

修練でやったことを思い出して乗り切りました。

感謝します。

本戦も頑張りますし、

全日本も出れるように頑張ります!

(転載ここまで)

4月から奈良県での仕事に就いたため、
修練にはほとんど来れなくなったのですが、
ご自分で努力を続けられたのでしょうね。

脱力修練を活かしてもらえて、
嬉しい限りです。

大会本戦でも、
ぜひとも活躍してほしいですね。

P.S.

もっと多くの方に来て頂いて、
より幅広く学べる環境。

さまざまな取り組みをされている人たちが、
「脱力」というキーワードで交流できる場所。

武颯塾大阪支部と神戸修練会を、
そんな場所にしていきたいと思っています。

このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。

修練参加でも、質問でも何でも結構です。

ピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。

musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

楽しみにしております!!

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太極拳において目指す身体の在り方が映像で見られます。

「太極拳・基本練功 第1巻 発勁体得 [DVD]」

「太極拳・基本練功 第2巻 内功推手 [DVD]」

「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

武颯塾東京本部

武颯塾名古屋修練会

武颯塾大阪支部

武颯塾神戸修練会

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musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

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