こんにちは、ワタルです。
今日は久しぶりに、
「整体」というテーマで書いていきます。
私は去年の12月から、
「ミナミで学ぶ、整体と介護」
と題したセミナーを、
難波の浪速スポーツセンターで行っています。
そこでは様々な身体の不調に対する施術や、
介護の動作をテーマとして取り上げて、
どうすれば無理なく効果的に動けるかを伝えています。
その中で私が担当しているのが、
「整体道場」
です。
文字通り「整体」のやり方を、
武術の修練と同じ観点から解釈してお伝えしています。
そしてその目的とするところは、
「相手を緩めることで自分も緩む」
というもの。
整体やマッサージをしてあげることが、
「負担にならない」やり方を身に付けて頂くのです。
整体やマッサージを職業にされている方なら良くわかると思うのですが、
どうしても「頑張って」施術してしまうのですよね。
すると自分がしんどいだけでなく、
施術の効果も努力に見合わないものになってしまう。
けれども、自分自身が脱力して、
その時に生まれる力を相手に伝える。
そういうやり方を身に付ければ、
まずは自分が疲れなくなります。
そしてそれが上達するほどに、
相手の身体の奥深くにまで浸透する力を使えるようになるのです。
そんな「整体道場2013.11.2」のテーマは、
「股関節を緩める」
というものでした。
このテーマの重要性は、
まだ世間一般に知られているとは言えません。
ですが身体の構造上より中心に近い「股関節」を緩めることで、
本当に様々なメリットがあるのです。
例えば多くの方が悩んでいる、
「腰痛」や「膝の痛み」。
その治療のために、
整形外科や整骨院に通っている方も沢山いますよね。
ですがそこで伝えられるそれらの予防策と言えば、
「腹筋と背筋を鍛えましょう」
「太ももの前側の筋肉をつけましょう」
といったものがほとんどです。
けれども良く考えてください。
体重を腰や膝で無理に支えていることが、
その痛みの原因ですよね。
それなのに腰周りや膝周りの筋肉を鍛えたら、
なおさらそこに頼ってしまいます。
つまり一時しのぎにはなっても、
「本質的な解決」には向かっていないのです。
では、「腰痛」や「膝の痛み」に対する、
「本質的な解決」とはどのようなものなのか。
それは、
「体重の支え方を変える」
ということ。
もちろんそれには様々な段階がありますが、
その中でも重要なポイントの一つが、
「股関節を緩める」
ことなのです。
解剖図を見るまでもなく、
「股関節」は「腰」と「膝」の間にあります。
つまり「股関節が緩む」ということは、
「腰の下にクッションを入れる」
「膝の上にクッションを入れる」
ということと同じなのです。
そう考えると、
「股関節を緩める」
ということが、
「腰痛」や「膝の痛み」にどれだけ効果的か、
分かって頂けるでしょう。
そんな効果的なアプローチをお伝えしている、
「整体道場2013.11.2」
のセミナー動画をアップロードしました。
少々長いですが、
何度も繰り返しご覧になってください。
きっと得られるものがあるはずですよ♪
P.S.
もっと多くの方に来て頂いて、
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太極拳において目指す身体の在り方が映像で見られます。
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