こんにちは、ワタルです。
今日は、武颯塾の茂呂師範によるセミナー開催のご案内です。
茂呂師範には月に4回、
大阪での武術指導をお願いしております。
9月はそれに加えて、
「介護」
を切り口としたセミナーを行って頂くようお願いしました。
修練生の一人が新しくデイサービス事業を立ち上げるということで、
「整体道場」の時間を「介護セミナー」に充てることに決めたのです。
私たちが普段教わっているのは「武術」ではありますが、
そこでも自分や相手の「重心を知覚する」ことを重要視します。
実際、投げ技の修練においても、
投げた後相手を起こすところまでを一連の流れで行います。
自分と相手の重心を、
常に自分のコントロール下に置くことを意識するのです。
これを少し違った角度から見れば、
介護にもそのまま役立ちそうだとは思いませんか?
武術では、
「倒す⇒起こす」
という形が介護では、
「寝かせる⇒起こす」
という形に変わるわけです。
言葉は違っても、
やってることはほとんど同じですよね。
スムーズに相手を倒して起こすことができれば、
それはそのまま介護にも応用できるのです。
事実、武颯塾のもう一人の師範は、
「ゆあはんず」
という介護事業所の代表でもあり、
茂呂師範もそこで介護に携わっていました。
さらには茂呂師範自身が介護福祉士の資格を持っており、
なおかついくつかの自治体で介護の講習を行ったこともあります。
(こちらは6月に名古屋で行われた治療セミナーの映像です)
ですから、
「介護を教わる」
のであればこれ以上ない人だと、
自信をもって言えるのです。
ただこのように書くと、
「介護って教わるものなの?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
あるいは、
「ちゃんと研修を受けて、資格も持っているよ」
と考える方も。
でも、あえて言います。
「介護は教わるもの」
なのですよと。
私自身、「介護道場」においてトレーニングを行っていると、
「ここの動きは難しいな」
と思うことがたびたびあります。
武術の修練として介護の動きに向き合ってみると、
高度な身体運動が要求されていることに気づくのです。
十数年武術の修練を行っていても難しいと感じるものが、
わずかな研修で身につくとはとても思えません。
そのような状態で日常的に介助を行えば、
身体を壊しても当たり前だとさえ感じます。
とはいっても、
文章を読んだだけではイメージが湧かないと思います。
ぜひ一度、
茂呂師範の介助を受けてみてください。
自分の身体が、
「自然と動かされる」
という感覚を、
きっと感じられます。
「百聞は一見に如かず」
ならぬ、
「百見は一触に如かず」
です。
皆様のご来場を、
心よりお待ち申し上げます。
―記―
「むそう会介護セミナーin難波」
日時:平成25年9月21日
18:00~20:00
場所:浪速スポーツセンター1F談話室
地図はコチラ
費用:3,000円
必要なもの:動きやすい服装
連絡先:musou-tensei@eurus.dti.ne.jp
以上、よろしくお願いいたします。
P.S.
もっと多くの方に来て頂いて、
より幅広く学べる環境。
さまざまな取り組みをされている人たちが、
「脱力」というキーワードで交流できる場所。
武颯塾大阪支部と神戸修練会を、
そんな場所にしていきたいと思っています。
このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。
修練参加でも、質問でも何でも結構です。
ピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。
楽しみにしております!!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
太極拳において目指す身体の在り方が映像で見られます。
「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください
P.S.RESETSTYLEでは、
脱力を基本とする武術的身体トレーニングを行っています。
一般的な武道においてイメージされるような、
先輩後輩の上下関係は一切ありません。
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当然、直接殴ったり蹴ったりすることもなければ、
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