こんにちは、ワタルです。
今日は前回の「身体のレバレッジを効かせる」の続編として、
「身体を上手く使えるイメージ図(全身版)」
を提供します。
筋力運動と脱力による合理的運動における、
テコの仕組みの違いは前回記事でお分かり頂けたと思いますが、
改めて図で比べてみてください。
この二つの図は、
腕の動きをイメージしやすいように作ったものです。
おそらく合気道をされている方の中には、
こういう説明を受けられた方いらっしゃるでしょう。
もちろんこのイメージで腕を動かすだけでも、
普段とは違った動きができます。
ですがもちろん人の身体は腕だけではありませんよね。
というわけで今日は、
全身の運動をイメージするための図を作ってみました。
前回と同じく筋力運動と脱力運動の両方を作りましたので、
比べてみてください。
脱力運動のイメージ図におけるポイントは、
青丸の「力点」が「シーソーの端っこ」だとイメージすること。
つまり、「楽に大きく動かす場所」だということです。
シーソーの端っこが身体の中心に集まっていると理解すれば、
「身体の中心から動く」
ということの意味が理解できますよね。
そして逆に手先や足先は「支点」なので、
自分勝手に動かしてはいけません。
勝手に動かすということは、
手先や足先を「作用点」として扱うことになります。
これではテコの形が変わってしまうので、
手先や足先に強い力を伝えることができません。
筋力を主体とした運動に戻ってしまうわけです。
そうならないためにもう一度ポイントをまとめておくと、
1.身体の中心がシーソーの端っこだとイメージする
2.手先や足先はシーソーの真ん中の台だとイメージする
3.作用点は対象となる物や人の重心
となります。
これがしっかりとイメージできるようになると、
身体の動きが大きく変わってきます。
ぜひ、お試しください♪
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