こんにちは、ワタルです。
先日、5月26日は武颯塾大阪支部集中修練の日。
女性が2名参加したこともあり、
いつもとは少し違った切り口での修練となりました。
その切り口が、
「姿勢と気持ち」
というもの。
「心身一如」という言葉があるように、
気持ちと身体は連動しています。
気持ちが変われば身体も変わるし、
逆に身体が変われば気持ちも変わる。
ですが普段生活している中で、
そのことをはっきりと実感することはあまりありません。
そこで修練においては、
「立っている状態で横から押される」
という形を使って、
姿勢と気持ちの関係について学びました。
これは二人組になって行う「養体修練」の一つなので、
普段修練しているメンバーはそう簡単には動かされません。
ですがあえて動かされたりしながら、
動かされる時と動かされない時の変化に意識を向けたのです。
すると身体が動かされる時というのは、
必ず先に気持ちが動いているということに気づきます。
気持ちが動くから、身体が動く。
「だったら気持ちさえ動かされなければいい」
となりそうですが、
そう簡単にはいきません。
人の気持ちというのは、
本人が思っている以上に簡単に動かされてしまうのです。
そこで、
今度は身体からアプローチをします。
普通に立っている状態で横から押された後、
今度は師範の手を借りて姿勢を矯正し、
再び横から押されます。
普通の姿勢と正しい姿勢で押された時の、
それぞれの感覚の違い。
そしてなにより気持ちの違いに、
注意して意識を向けました。
やってみると分かるのですが、
ただ姿勢を整えるだけで、
気持ちが大きく変わるのです。
「押されたら嫌だな」
「動かされたらどうしよう」
という気持ちが、
不思議と薄れてくるのです。
「身体を変えることが、気持ちを変ていく」
このことが、
武颯塾で修練する大きな意義だと思います。
茂呂師範も普段おっしゃるのですが、
日常で人を殴ることなんてありません。
ですが武術の修練をすることで、
普段の気の持ちようが変わるのです。
今回女性が参加してくれたおかげで、
私も改めて修練の意義を感じることが出来ました。
次回6月の集中修練は30日の第五日曜日です。
心と身体のことに興味をお持ちの皆様のご参加を、
お待ち申し上げております。
P.S.
もっと多くの方に来て頂いて、
より幅広く学べる環境。
さまざまな取り組みをされている人たちが、
「脱力」というキーワードで交流できる場所。
武颯塾大阪支部と神戸修練会を、
そんな場所にしていきたいと思っています。
このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。
修練参加でも、質問でも何でも結構です。
ピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。
楽しみにしております!!
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先輩後輩の上下関係は一切ありません。
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