そう言えば。
明日、10月17日は、
「アンハッピートライアド受傷」
の1stアニバーサリーです。
パチパチパチw
ちなみにアンハッピートライアドとは、
・前十字靭帯断裂
・内側側副靭帯損傷
・内側半月板損傷
を、
「同時併発」
することです。
字面だけ見てもわかると思いますが、
「痛い」
ですよ。
さらにそれが後輩との修練中に起きたとあっては、
「ココロまで痛い」
ですw
今も脱力を理解できたとは言いませんが、
当時は完全に勘違いしていました。
その結果として、
このようなケガをしてしまったのですね。
修練の内容も私自身で決めたものなので、
完全に自業自得としか言いようがないこのケガ。
(※修練に参加してくれている人はわかるのですが、
今はケガをするような修練は行っておりません、念のため)。
このケガのおかげで1年間、
本当にたくさんのことを学べました。
特に日常生活に支障はないのですが、
長距離を走ったり馬歩という空気イスみたいなことをやると、
機嫌が悪くなることがあります。
また、太極拳を低い姿勢で行うと、
調子が良くなかったりもします。
それをケガのせいにするのは簡単なのですが、
修練をしていると少し違った視点を持つことが出来ます。
それは、
「痛みが出る時と出ない時の違いは何か?」
を考える視点です。
日常生活で痛みを感じない以上、
何かの負荷がかかった時に痛むことは間違いありません。
ですが、走ったり太極拳の練習をしたら、
必ず痛くなるわけでもないのです。
同じような運動をしても、
痛い時と痛くない時があるのです。
そこにはどのような差があるのか?
私自身はその差を、
「足首や股関節、腹背の脱力度合」
だと感じています。
この脱力度合が進んでいる時は膝への負担が少なく、
逆に力みがちな時は負担が大きいのです。
理屈は少し考えればわかります。
体重を支えるクッションの役割を、
膝がメインで行うのか、
股関節がメインで行うのか。
それによって膝への負担が変わるのは、
当然のことですよね。
だから、同じ太極拳を行うにしても、
「膝から動く」
動きと、
「股関節から動く」
動きでは、
膝に対する効果は全く逆のものになるのです。
膝から動くことを何度も練習すれば、
膝への負担が増えるばかり。
膝の調子が悪い人に、
太ももの前面を鍛えるように勧めるリハビリもありますが、
これも膝への負担を増やす危険性があります。
そうではなく、
足首や股関節、腹背を緩めて使うことで、
膝への負担そのものを減らす。
この考え方が重要なのです。
そのためには、
身体の使い方を変えていく必要があるのですが、
それは、
「~をすればいい」
というような単純なものではありません。
先ほど書いたように、
同じ太極拳を行うにしても、
膝から動くのと股関節から動くのでは、
全く逆の効果になるからです。
ですからまず、
身体についての基本的な考え方を知らなければなりません。
そしてその知識に基づいて、
習慣を変えるトレーニングを行うのです。
今のあなたの不調は、
今までのあなたが作り出したもの。
身体の不調は、
変化を促すサインなのです。
ですからそのサインを信じて、
勇気を出して変わりましょう。
脱力修練は、
きっとそのお役にたてると思います。
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1. 無題
奇遇なことに18日は自分の誕生日です!力み27周年です(笑)
最近ランニングしてると膝が少し違和感があります、というか痛いです!股関節が使えてないからというのは分かっているのですが、足首と腹背ですか。両方抜けてないです(笑)腹背と股関節に関係があったとは、明日から意識してみます!
2. Re:無題
>iさん
1日早いけど、誕生日おめでとうございます♪
多分22周年くらいですよw
太腿の前側を鍛えて膝の痛みを予防できるなら、Iさんの膝が痛いはずがないですよね…。
膝が痛い時こそ、股関節や腹背の脱力を意識してみて下さい。