緊張の中のリラックス

緊張の中のリラックス

こんな夢を見ました。

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かなり大きなホールの観客席。

幾分かの緊張感を感じながら座っている私。

目の前には高さ10mはあろうかという巨大な舞台。

そのヘリに10人程が横一列に並んでいる。

彼らは手に持ったトランペットの演奏を始めた。

場面が突然切り替わる。

私は舞台の上で出番を待っている。

数m先では10人程が演奏をしている。

10mはある舞台の端に立って。

背筋を伸ばして堂々と。

私は怖くて仕方がない。

演奏することではなくあの場所に立つことが。

そしていよいよ私の出番。

舞台の端に向かって歩いていく。

そこには高さ50cmほどの台が置いてある。

台はわずかに後ろに傾斜している。

その上に立つ私。

足がすくむ。

膝が震えそうだ。

なぜ他の人たちは堂々と演奏できていたのだろう。

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というところで目が覚めました。

もちろん夢の話なので、
何の脈絡もありません。

トランペットも吹けませんw

ただ、目が覚めてふと気が付いたのです。

身体感覚的見地から見た、
高い所が怖い理由に。

それは、

「足裏の支点化」

が出来ていないこと。

足裏を支点として、
地面を感じられていないこと。

自分の身体と地面とを、
切り離して認識しているということ。

だから、
自分の体重を足の力で支えることが必要になってしまう。

少しでも前に倒れそうになったら、
つま先の力だけで踏ん張らないといけない。

そういう認識でいるから、

「怖い」

と感じるわけです。

目が覚めた私はすぐに、
同じ状況をイメージしてみました。

ただのイメージなのですが、
リアルに想像すればするほどお尻がムズムズしてきます。

そして、

「足裏の支点化」

のスイッチ(意識的なものです)を、
ON,OFFと繰り返してみました。

すると不思議なくらい、
感覚が変わるのです。

スイッチOFFにすると、
目がくらんで吸い込まれそうな感じがします。

それに対してスイッチをONにすると、
足裏から長い棒が地面に突き刺ささるように感じるのです。

そうやって地面としっかりつながっている感覚があると、
高所イメージの中での安心感を得られます。

なるほどと思った私は、
高所以外の緊張しがちな場面をそれぞれ思い描いて試してみました。

するとどんなイメージに対しても、
浮き上がりそうな自分をフッと楽にする一定の効果があるように思えます。

緊張するときというのはどうしても、
意識が上に集まって、

「下虚上実」

という状態になりやすいです。

そこで足裏が地面とつながっていることを意識して、

「上虚下実」

に戻してあげる。

結果として肩や胸、お腹の力が抜けて、

「緊張の中のリラックス」

を得ることが出来るのです。

今回私がやったことはいわゆるイメージトレーニングの一種ですが、
身体感覚の変化を追いながら行うことで、
より大きな効果を上げられます。

緊張しがちだと思う人は、
試しに一週間ほど続けてみてください。

1.緊張する場面をリアルにイメージする

2.足裏を意識する

3.足裏から地面、地下へと意識を伸ばす

4.緊張する場面のまま、地面への意識のON/OFFを繰り返す

心と身体の変化に気づけると思いますよ♪

P.S.

この夢を見たことで、

久しぶりにバリ島での45mバンジージャンプを思い出しましたw

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