今朝の明石公園は、
夏の到来を感じさせる日差しが印象的でした。
季節の変わり目を肌で感じることが出来て、
なんだか幸せな気持ちになります。
それはさておき。
最近の練気武颯拳の修練では、
「完全に脱力させた腕を挙げる」
ということを行っています。
この、
「完全に脱力させた」
というところがポイントです。
ここがなかなか理解できません。
理屈においても、感覚においても。
立っている状態で挙げた腕の力を完全に抜くと、
当然ですが腕は落ちます。
「当然」と書きましたが、
まずはこれが本当に大切です。
腕が落ちる状態であるということが、
武颯拳の修練における大前提なのですから。
そしてこの落ちる状態の腕を、
どうやったら「落ちる状態のまま」挙げることができるのか。
それが、今行っている修練なのです。
「『落ちる腕』を、『落ちる状態のまま』、『挙げる』」
言葉で書くと、
思い切り矛盾していますよね(笑)
ですが、ちゃんと順を追って考えれば、
実は全く矛盾してはいないのです。
ということで、
まずは最初の質問です。
腕はなぜ落ちるのでしょうか?
(以下、次回へ)