9月15日の武颯塾大阪支部修練日誌の続きです
練気武颯拳
今月のテーマである「投げ」を、
今回も違った角度から修練しました。
修練はすべて、二人一組の相対修練です。
まず最初に行ったのが、
向き合った相手に対して片足で5本ずつ蹴りを出す修練でした。
ポイントは、5本出し終わるまで蹴り足を地面に下さないこと。
さらに、上段への蹴りを最低1本は出すこと。
この修練の目的は、
腹背と股関節周りを緩めること。
さらにこの後、
構えた相手の腕にこちらの手をかけた状態で同じことをやりました。
続いて、構えた相手の前足鼠蹊部近くにこちらの前手の前腕を載せ、
前足膝近くを後ろ手で触れた状態で相手を倒す修練をしました。
大腿部を取りに行く片足タックルに近い形ですが、
相手の脚を引き抜いて倒すのではなく、
合成重心を意識して、「揺れ」「重み」を伝えて倒します。
次のステップは、倒した相手にくっついたまま転がり、
そのまま固め技に入ってしまうというものでした。
倒しながらも合成重心の意識を切らない修練です。
そして今度は、受ける側の修練です。
前脚を取られた側が相手に倒されながらも合成重心を制して、
一緒に崩れながらも脚を取りに来た相手が下になるように倒れます。
倒されながらも、合成重心の意識を切らない修練ですね。
そしてその感覚がつかめると、
今度は自分は倒れずに、脚を取りに来た相手だけを倒します。
さらに次は、脚を取りに来た相手を、
脚を取る前に両手で床に向かって潰してしまいます。
触れる前から合成重心を意識する修練でした。
あといくつかのバリエーションを修練したあと、
最後に突きを捌いて投げる修練をしました。
最初は肩口を触りに来る相手を投げるところからはじめ、
通常の速度で踏み込んで逆突きを撃ってきた相手を投げるところまでやりました。
離れている相手との合成重心をどれだけリアルかつ正確に感じ取れているか、
さらにはコントロールできるか、という修練でした。
最近の私自身の修練テーマとして、
「普段通りの意識で脱力する」
「できるものだという気分で技をかける」
ということに取り組んでいるのですが、
今回の修練では残念ながら難しかったです。
日々、脱力あるのみですね。
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