練気武颯拳について

祝日初投稿ビックリマーク

ということで、まずは私が修練している武術、「練気武颯拳」について、私が思うところを書いてみようかと思います。

「練気武颯拳」とは、脱力を中心とした修練によって、
「自然の法則に適応した人」になるためのメソッドです。

では、「自然の法則に適応した人」になると、どんなイイことがあるのでしょう?

といっても、「自然の法則に…」っていうのがそもそもわかりにくいですよね。
ここでいう「自然の法則」とは、とりあえず「重力」のことだと思ってください。

ということで、「自然の法則に…」を「重力に適応した人」と書き換えてみます。
少しイメージしやすいのではないでしょうか?

「重力に適応した人」になることのメリットはなんといっても、日々の生活が「楽になる」ということに尽きます。

「立つ」「座る」「歩く」あるいは「持つ」といった日常動作はすべて、「重力(=1G)」のルールの中で行われます。

ですから、そのルールをちゃんと理解して適応しないと、身体に余計な負荷がかかり、日常動作が「つらい」「しんどい」ということになります。

練気武颯拳においては、このルールに適応するための修練を行います。
そしてその最初のステップとしては、ルールの理解に努めます。

自分の体に「重力」がどのように作用しているのか。
自分の体は「重力」にどのように抵抗しているのか。

それを知るために、出来るだけ体の力を抜いて、感覚を研ぎ澄ませていきます。

この研ぎ澄まされた感覚を以って、「重力のルール」と「ルールの中の自分」を理解していくのです。