慢性腰痛・膝痛と夜間頻尿(その3)

今日も引き続き、慢性腰痛・膝痛と夜間頻尿についてのお話です。

昨日は、「軽い膀胱の炎症」が夜間頻尿の原因になるというお話でした。
今日はこの「軽い膀胱の炎症」と腰痛・膝痛の関係について説明します。

「軽い膀胱の炎症」は、その刺激情報を感覚神経⇒脊髄⇒脳へと送ります。
この時、脊髄へ送られた刺激情報は、同じ脊髄レベルの交感神経を興奮させます。

この交感神経の興奮により、その支配領域にある筋の緊張が起こります。
この場合は、腰・臀部・下肢の筋が緊張します。
それが、腰痛につながるのです。

また、臀部の筋の一部(大臀筋及び大腿筋膜張筋)は、
腸脛靭帯となって太ももの外側を通り、膝の外側(脛骨外側果)へとつながっています。

したがって、臀部の筋の緊張は、
腸脛靭帯を介して膝を外側へと引っ張ることになるのです。

その結果として、膝痛を引き起こしますビックリマーク

さらに、下腿の筋が緊張することで、
こむら返りまで起こりやすくなりますガーン

以上、夜間頻尿と慢性腰痛・膝痛の関係でした。

「じゃあ、どうすればいいのはてなマーク」ということで、
次回は症状の緩和・改善のためのケアについてお話します。

慢性腰痛・膝痛と夜間頻尿(その2)

昨日に引き続き、
慢性腰痛・膝痛と夜間頻尿の関係についてのお話です音譜

慢性腰痛・膝痛と夜間頻尿がどう関係するのかについて、
それぞれ症状の発生メカニズムから考えてみます。

まず夜間頻尿についてですが、
症状を起こしている原因として膀胱の軽い炎症が考えられます。

膀胱炎と診断されるほどのひどい炎症ではなくても、
炎症を起こしている膀胱粘膜からの刺激情報は、
感覚神経を通じて脳へと送られます。

そして実は、おしっこが溜まっているという情報も、
膀胱粘膜から感覚神経を通じて脳へと送られるのです。

つまり、炎症を起こしている膀胱は、
おしっこがそれほど溜まっていないにもかかわらず、
「もう出さないといけない」という情報を脳へと送ってしまうのですひらめき電球

ということは、「軽い膀胱の炎症」が夜間頻尿の原因なのですビックリマーク

次回は、夜間頻尿の原因である「膀胱の炎症」と、
腰痛・膝痛の関係についてのお話です。

(以下、次回へ右矢印

慢性腰痛・膝痛と夜間頻尿(その1)

タイトルを見て、どう思われたでしょうか。
「慢性的な腰痛・膝痛と夜間頻尿、何か関係があるのはてなマーク」って感じでしょうか。

結論から言います。
関係は大いにあるのですビックリマーク

もちろん、すべての腰痛や膝痛が夜間頻尿と関係があるわけではありません。

ですが、整骨院で治療をしていると、
慢性的で治りにくい腰痛・膝痛をお持ちの方の多くが、
夜間頻尿の症状もお持ちであるとおっしゃられます。

腰痛・膝痛で来られる患者さんの多くがお年を召された方たちだから、
「夜間頻尿があっても当然」と思われるかもしれませんが、
そこには神経学的な関連性がしっかりとあるのですビックリマーク

(以下、次回へ右矢印

メチャクチャ簡単!!腰痛対策

イタタタッ!!

突然やってくる腰痛、皆さんの中にも経験のある方がいるのでははてなマーク
今回は、そんな腰痛を緩和したり、未然に防ぐための簡単な方法のご紹介。

といっても別に、私が新しく考えた方法、というわけではありません。
市販されている「骨盤ベルト」と言われているものを見て、
それだったらこっちのほうが負担が少ないと思っただけです。

方法は簡単、

「腰骨(上前腸骨棘)とお尻の横の出っ張った骨(大転子)との間の高さに紐をまく」

ただこれだけです。

たったこれだけのことがなぜ、腰痛に効果があるのでしょう?

一般的な腰痛の原因の主なものとして、
「股関節が動きづらい」ということが挙げられます。

たとえば、腰に痛みの出やすい姿勢として、
「前かがみ」を例にして説明しましょう。

一度、鏡の前で横を向いて、前かがみになってみてください。
多くの方が、おなかのあたりをまげて姿勢を取っているのではないでしょうか?

そして、その時の股関節を見てください。
ほとんどの方が曲がってはいないと思います。

つまり、腰痛持ちの人の多くの場合、
本来持っている股関節と腰との連動性を使わずに、
腰「だけ」で姿勢を支えてしまうような身体の使い方をしているのです。

これでは負担がかかっても仕方ないですね。
そこで、股関節の高さに紐をまくのです。

この紐は、「骨盤ベルト」や「コルセット」などのように、
「それで身体を支える」というためにまくのではありません。

そうではなく、腰回りを動かすたびにこの紐が気になる状態を作ること、
それによって、「股関節を意識化する」という目的のためにまくのです。

よく、「日本人は股関節が硬いから動きづらい」というようなことが言われますが、
むしろ、「意識化できてない」から「硬い」し「動きづらい」のです。

ですから、紐をまくことで股関節を意識化し、
より合理的で負担の少ない身体の使い方をしよう、というわけです。

この、「紐をまく」というメチャクチャ簡単な腰痛対策によって、
腰痛の予防・緩和のみならず、皆様の日常生活がより楽で楽しいものになることを願っております。