ガザ地区、イスラエル、紛争の原因

ガザ地区、イスラエル、紛争の原因 

こんにちは、ワタルです。

今回は、最近ニュースで話題になることの多い、

「ガザ地区」と「イスラエル」について考えてみます。

なぜ、「ガザ地区」と「イスラエル」の間では、

今回のような紛争が後を絶たないのか。

どうすれば円満とは言わなくてもお互いに妥協点を見つけられるのか。

そういったことについて、

少なくとも自分なりの意見や見解は持っていたいと思うのです。

そこで、分かりやすく考えるために「部活動」を例にしてみました。

 

 

民族紛争の最大の理由

ちなみに大学を卒業するまで5年かかった私ですが、

「民族紛争」に関係する講義は興味深く、

一番前の席で聴いていたのを思い出します。

当時、立命館大学で「民族と国家」という講義をされていた南野先生によると、

世界各地で民族紛争が起きている最も大きな理由の一つは、

「国民国家」

というシステムにあります。

これは英語で書くと、

「nation-state(ネイション=ステイト)」

となり、おおざっぱに言えば文字通り、

「ネイション」イコール「ステイト」となるような国の在り方を指します。

「ネイション」とは、

「地縁・血縁・言語や文化の同一性に基づく人々のグループ」

であり、おおむね「民族」のことだと思ってください。

それに対して「ステイト」とは、

「政治的・地政学的・法律的に定められた人々のグループ」

であり、いわゆる「国」にあたります。

見方を変えれば「ネイション」とは多分に感情的なものであり、

どちらかといえば主体的なものだと言えます。

逆に「ステイト」とは基本的に理性的なものであり、

本来は受動的なものです。

(※いわゆる「ナショナリズム」とは、

この「ネイション」に向けられる感情的一体感を、

「ステイト」に向けるよう誘導されたものだと言えます。)

中学校や高校の部活動を例にすると、

自分がやりたくて入った部活動は「ネイション」、

学校の都合で決まった部室や練習場所は「ステイト」になるでしょうか。

そして、世界中の民族がそれぞれ「自分たちの国を持ちたい」と願うこと。

部活動で言えば「自分たちだけの部室や練習場所が欲しい」と願うこと。

この「民族自決の願い」こそが、

民族紛争の最大の理由になるのです。

 

ガザ地区とイスラエルの場合

今回の「ガザ地区」「イスラエル」について言えば、

今、イスラエルがあるパレスチナという地域には、

元々パレスチナ人が住んでいました。

第二次世界大戦が終わって3年後の1948年、

その大部分にユダヤ人がやってきて、

イスラエルをつくりました。

その時にパレスチナ人に残された部分が、

「ガザ地区」及び「ヨルダン川西岸地区」と呼ばれる地域であり、

イスラエルが出来たことにより土地を追い出されたパレスチナ人が、

「難民」として大勢移り住んでいます。

しかしこの両地域に対してもイスラエルは占領政策を採り、

一般のユダヤ人を入植者としてそこに移住させ続けています。

つまり、イスラエルはパレスチナという地域の大部分を横取りしただけでなく、

残った部分についても自分たちのものにしようとし続けている。

当然、パレスチナ人はそれに対して抵抗する。

これが現在のイスラエルとパレスチナにおける問題の概要です。

これも部活動を例にして考えてみましょう。

今まで学校のグラウンドはサッカー部が使っていて、

野球部は近くにある市営の球場で練習していました。

ところが市営の球場が急遽閉鎖されて、野球部は練習場所が無くなったのです。

困った野球部は学校のグラウンドにやってきて、

「ここは元々俺たちが使っていたグラウンドだから、サッカー部は出ていけ!!」

と言って練習を始めてしまった、という感じになるでしょうか。

(サッカー部や野球部はあくまでも例ですw)

 

イスラエルが強硬な姿勢を続ける理由

ここまでを読むとイスラエルの横暴ばかりに目が行くと思いますが、

その背景には迫害を受け続けたユダヤ人の歴史があります。

ナチスドイツのホロコーストに限らず、

基本的にキリスト教社会であるヨーロッパにおいて、

ユダヤ教徒であるユダヤ人は異端でした。

そんな彼らにとっての自分たちの国を持ちたいという、

「民族自決の願い」は相当に切実なものだった。

その切実さが、現在のイスラエルの強硬な態度に表れているのでしょう。

過去の迫害の歴史が、新たなる迫害を生んでいると言えるかもしれません。

部活動の例で言えば、学校の外で練習していた野球部は、

市営球場の利用が多数の申し込みによる抽選だったため、

試合が近づいても満足に練習できないことがたびたびありました。

そんな野球部から見れば、学校のグラウンドを自由に使っているサッカー部が、

うらやましくて仕方がないことでしょう。

それに実は野球部はサッカー部よりも先に出来たので、

元々グラウンドは野球部が使っていたのです。

だから市営球場が使えなくなった今、

グラウンドを使う権利は野球部にあるはずだと考えたのです。

 

紛争をやめる為に必要なこと

「パレスチナ問題」というキーワードでウィキペディアを検索すると、

大量の記事が出てきます。

そしてその大半が「やられたからやり返した」というものばかり。

正確には、「やられた、やり返した、やめた」という感じでしょうか。

この「やられたら、やり返す」という意味の言葉が、

1年ほど前に日本でもはやりましたよね。

テレビドラマ「半沢直樹」の「倍返し」というアレです。

ドラマが大ヒットした理由の一つにこの「倍返し」の気持ちよさがあるように、

おそらく「復讐」という行為には、

それをせずにはいられないほどの「カタルシス」が伴うのでしょう。

加えて大きなポイントになるのが「倍」という点です。

誰かに叩かれた場面をイメージしてみればわかると思うのですが、

仕返しする時って、絶対最初の一発よりも強く、あるいは多くを叩き返しますよね。

だってそうしなければ「スッキリ」しないから。

それに対して相手はほとんどの場合、さらに強く、多くを叩き返してくる。

そう、「スッキリ」するために。

きわめて卑近な例を出しましたが、紛争においても同様の心理作用が、

比較にならない程の大規模で働いていると考えられます。

「やられたら、やり返す」

この心理作用を取り除いて考えることができれば、

パレスチナ問題においても解決すべき点が見えるはずなのです。

そしておそらくそれはとても単純なことで、

「どこにユダヤ人が住み、どこにパレスチナ人が住むか」

という現実的な交渉になるでしょう。

野球部とサッカー部でグラウンドの使い方を協議するのと同じです。

「ここからここまで」というように場所を区切るのが一般的ですが、

「いつからいつまで」という時間を区切るやり方もあります。

歴史的に見ると「香港」がその例ですよね。

もちろん民族問題と部活動の問題を同じレベルでは解決できませんが、

いずれも人と人との問題である以上、基本的な考え方は同じはずです。

「やられたら、やり返す」

世界も、私個人も、この心理作用からどうやって抜け出すか。

本当に大切な課題だと強く感じます。

 

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