「iPhone5」と「マタイ福音書」

親しくしている女性が

「iPhone5」

を購入したというので、
自慢話を聴いてきましたw

~脱力の極意を求めて~ 練気武颯拳&東洋医学でFreeな心と身体♪-iphone5

私はスマホを使っていないので、
残念ながら詳しいことはわからなかったのですが。

ただ、アプリをダウンロードすることで、
色々な使い方が出来るのだとは理解しました。

それで、どんな機能のアプリがあるのかを見せてもらったのです。

彼女曰く、購入して間もないので、
まだあまりダウンロードしてないとのことでしたが、
私の携帯とは比べ物にならない多機能ぶり。

「なるほど、こんなこともできるのか」

と素直に驚くと同時に、

「特に必要のない機能ばかりだな」

と感じた部分も、
正直言ってありました。

そして彼女に上記をそのまま伝えようとした時に、
パッとヒラメキがあったのです。

「面白い機能を持っているかどうか」

が問題なのではなく、

「機能を面白く使える人間かどうか」

が問題なのだと。

で、これをそのまま彼女に伝えたところ、

「ケンカ売ってるの!?」

と言われましたw

伝え方がまずかったみたいです。

もちろん彼女が面白くない人間だと言いたかったわけではありません。

そうではなく私自身が、

「自分の外に面白いものを求めていた」

ということを伝えたかったのです。

そして、

「おもしろき こともなきよを おもしろく」

というスタンスを忘れてはいけないと、
再確認しました。

ちょうどその後に入ったインド料理店に、

~脱力の極意を求めて~ 練気武颯拳&東洋医学でFreeな心と身体♪-indian1

聖書の一文を写した貼り紙をみつけました。

$~脱力の極意を求めて~ 練気武颯拳&東洋医学でFreeな心と身体♪-indian2

新約聖書の中の、
マタイ福音書6章の一部です。

「あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。

むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。

あなたの宝のある所には、心もあるからである。」

私はキリスト教徒ではないので、
本来の意味や解釈を知りません。

ただ、私としてはこう読みました。

「物や知識などが資産ではない。
それらは失ったり奪われたりするものだから。

物や知識をどう使うかという人としての在り方が資産なのだ。
それは失ったり奪われたりするものではないから。

資産とは、生き方や在り方なのだ。」

例えば私の場合、
4年生の大学や鍼灸の専門学校で教育を受けました。

ある分野における知識は、
それを学んでいない人よりはあると思います。

ただ、それをどう使うかという点においては、
全くありきたりな発想しか出てこないのです。

鍼灸治療の知識と技術を学んだから、
治療院で働く、あるいは治療院を開く。

治療の知識を治療の場でしか使えない。

ここに大きな問題があると感じています。

そしてこの問題は、
先のiPhoneの話で感じた問題と全く同じもの。

「今、自分が持っている知識・技術を、

どのように役立てるのか。」

こういった視点が欠けている。

あるいは考えることから目を背けているのです。

それでは残念ながら、
掛けたコストに見合った収入を得ることは出来ない。

なぜなら、

「使われる側」

から抜け出せないから。

たとえ自分で事業を始めたとしても、

「お客さんに使われる」

という立場は変わらないのです。

私が受けてきた教育はあくまで、

「問題を解決する能力」

を伸ばすものでした。

でもそれは、

「使われる側」

としての能力を伸ばしているに過ぎない。

そこから抜け出すために必要な能力は、

「問題を提起する能力」

なのです。

どこに問題があって、
それに対して自分の能力をどう活かせるのか。

それを見つけ出す力こそが、
今、本当に必要とされているのだと思います。

こうやって書いている私自身、
iPhoneのエピソードでお分かりのように、
これからそこを鍛えていこうという段階です。

ですが、これを読んでくれているあなたが、
少しでも共感してくれたなら、
こんなにも心強いことはありません。

一日も早く自分の価値観を切り替えられるよう、
修練に励みたいと思います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

武颯塾東京本部

武颯塾名古屋修練会

武颯塾大阪支部

武颯塾神戸修練会

明石~神戸で鍼灸・整体の往診をご希望の方はこちら
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

サービスの質を身体運動から評価する

今日の武颯塾神戸修練会では、

「お仕事シリーズ」

と称した修練を行いました。

いつも来ているメンバーの一人が介護の仕事を始めたことと、
接客業をしている女性が修練に来たことで、

「100%思いつき」

でやってみたのですが…

これが意外と好評で、
脱力の効果を改めて感じられました。

具体的に行ったことは、

・おじぎ

・釣銭を渡す

・隣のレジへ案内する

・腰の悪い人の手を引いて歩く

というそれぞれの動作において、
2人組で片方が負荷をかけた中で動いてみるというものです。

この時に、

「普段自分が行っている動き」

と、

「自分と相手の全体を意識して動くこと」

とを交互で繰り返し行ってもらいました。

すると明らかに、
負荷をかけている側の反応が変わるのです。

普段の動きは簡単に抑えられるのですが、
全体を意識した動きは簡単には抑えられないのです。

しかも、

「動かされることに反発を感じない」

という不思議な特徴があります。

これは介護の現場では、
絶対的に必要なものだと思います。

私が整骨院で勤務していた時も、
この意識のおかげで、
一人で寝返りを打てない人を無理なく裏返すことが出来ました。

そしてこのことは身体が触れていなくても、
潜在意識化では感じるものなのです。

店に入った時、
掛けられる言葉や態度は丁寧なのになぜか気に入らない。

反対に、
店員の言葉遣いは荒いけれど居心地がいい。

こういうことって意外にありますよね。

どれだけマニュアル順守を徹底しても、
サービスの本質がわかっていないとこうなりがちです。

指導する側はどこか違うとわかっていても、
正確に指摘することが出来ない。

指導される側は、
マニュアル通り一生懸命やっているという自負もある。

だから極端な言い方をすれば、

「慇懃無礼」

な接客があちこちで見られるのです。

丁寧な態度、言葉遣い、いずれも大切ですが、
その前に理解すべきサービスの本質があるのです。

それが、

「自分と相手を意識すること」

なのです。

このことが本当に理解できれば、
小細工やテクニックは必要ありません。

自分と相手を意識してその関係性を感じながら動けば、
その動きは結果的に最適なものになるからです。

今日来られた接客業の女性の話を聞いていると、
必要以上のマニュアルに縛られていて、
とても窮屈だと感じました。

もちろんマニュアルを変えるわけにはいかないのですが、
せっかくなら意味のあるものにしたい。

そして少しでもやりがいを感じてもらえたらと思い、
修練を組み立ててみたのです。

サービスの質という評価し難いものを、
身体運動という側面から評価するという試み。

意外と面白かったですよ♪

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

武颯塾東京本部

武颯塾名古屋修練会

武颯塾大阪支部

武颯塾神戸修練会

明石~神戸で鍼灸・整体の往診をご希望の方はこちら
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「ココロコネクト」と「記憶」

こんにちは、ワタルです。

今日から10月ですね。

台風が過ぎて、
ますます秋めいてくるのでしょう。

丁度、テレビ番組が変わる時期でもありますね。

NHKの朝の連続テレビ小説も、
新番組が始まっていました。

私が楽しみにみていたアニメ、

ココロコネクト

も終わってしまいました。

全13回の放送は3つのシリーズで構成されています。

第1話~第5話は「ヒトランダム」という、
「人格入れ代わり」をテーマとした話。

第6話~第10話が「キズランダム」という、
「欲望解放」をテーマとした話。

そして第11話~第13話が「カコランダム」という、
「時間退行」をテーマとした話。

「ヒトランダム」と「キズランダム」については、
以前の記事で感想を書きましたので、
今回は「カコランダム」について書きます。

「カコランダム」においては、
「時間退行」という現象が起きます。

これは、時間限定で身体も心も「幼くなる」というもの。

5歳なら5歳、
10歳なら10歳の時の自分に退行してしまうのです。

そしてその現象が終わって元の年齢に戻った後、
当時の記憶や感情が思い出されてしまう。

昔の自分と今の自分とのギャップに翻弄される、
文化研究部のメンバーたち。

そう、「カコランダム」におけるテーマは、

「記憶」

なのです。

これも、

「脱力」

を修練する上では避けては通れないテーマ。

本当に興味深く見せてもらいました。

アニメにおいては、

「過去の自分をどう捉えるのか」

を大きな問題として提起していました。

「今の自分の感情は、昔の記憶を再生しているだけなのか?」

「過去の上手くいかなかった記憶とどう向き合えばいいのか?」

投げかけられたテーマに対してアニメでは、

「過去の自分も今の自分も大切」

「過去の失敗も含めて今の自分を形作っている」

という答えを、
それぞれのキャラクターが導き出しています。

それはそれで十分に楽しませてもらった上で、
ここからは「脱力」と「記憶」について考えたいと思います。

武颯塾の修練の根底にある考え方として、

「身体は全部知っている」

というものがあります。

したがって「脱力」を修練することは、

「本来出来るはずのことを、阻害しているものを取り去る」

ことなのです。

この阻害しているものとは、
いわゆる「エゴ」と呼ばれるものなのです。

言い換えれば、
「今の自分」が身体本来の動きを制限している。

そしてこの「今の自分」を構成しているものこそ、

「記憶」と「執着」

なのです。

アニメにおいては先に書いた通り、

「過去の自分も今の自分も大切」

「過去の失敗も含めて今の自分を形作っている」

という形で話を結んでいました。

これは確かに共感しやすい考え方だと思います。

これを書いている私自身も、
ジーンと胸に熱いものがこみ上げてくるのを感じながら見ていました。

内容としても、
現象面からみれば全くその通りだと思います。

ただ「脱力」の修練においては、
もう一歩先に進む必要があるのです。

それは、

「過去の自分が今の自分を形作っている」

ということを認識したうえで、

「過去の自分から自由になる」

ということ。

「脱力」を妨げているのは、
「今の自分」です。

その「今の自分」は、
「過去の自分」が形作っている。

ということは、
「脱力」するために「今の自分」を手放すためには、
「過去の自分」を認識し、受け入れ、手放す必要があるのです。

残念ながら放送は終わってしまいましたが、

ココロコネクト

のおかげで多くのことを考えさせられました。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

武颯塾東京本部

武颯塾名古屋修練会

武颯塾大阪支部

武颯塾神戸修練会

明石~神戸で鍼灸・整体の往診をご希望の方はこちら
musou-tensei@eurus.dti.ne.jp

脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~