性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・

脱力卓球チャレンジ7日目。

課題は、

・より確実にフォア・バック両面で、
そして左右の手でキャッチできるように練習する
・ボールリフティング計2000回
・吊るしボール打ち練習
・動画教材の検討

でしたが…

1日オフにしました!!

というわけで卓球の練習はしていません。

ただ、大学で卓球部のコーチをされているIさんが修練に来たので、
色々と教えてもらいました。

特に、

「ラケットの違い」

は大きかったです。

以前卓球サークルに飛び込みで参加した際、
私の持参した1000円のラケットについて、

「それは違う」

と口々に言われた理由が分かりましたw

反発力と回転力が全然違うのですね。

リフティングをしても、
良いラケットを使うと勝手にボールがはねてくれます。

値段の違いは明らかに性能の違いとして反映されていました。

私が卓球だけに取り組んでいるのであれば、
すぐにでもラケットを買い替えたいくらいです。

ただ、武術の修練として考えると、
今のラケットもイイかなって思います。

どうやって力を伝達するのか、
どのように回転力を上げるのか。

身体の使い方を研究する上では、
あえて買い替える必要はないと感じています。

Iさんからも、

「初心者には飛ばないラケットを勧めている」

と言われましたし。

それに、ガンダムファンとしては言いたいじゃないですか。

「ラケットの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!!」

って。

ちなみにシャアは結局ガンダムには勝てないのですがw

あと、動画教材を買うことにしました。

「遊澤亮 驚異の卓球上達法」

やってみて上手くいったことは、
どんどん紹介していきたいと思っています。

「脱力卓球チャレンジ7日目 成果」
・ラケットの性能の違いを理解した
・動画教材の購入を決めた

「脱力卓球チャレンジ8日目への課題」
・より確実にフォア・バック両面で、
そして左右の手でキャッチできるように練習する
・ボールリフティング計2000回
・吊るしボール打ち練習

脱力修練「膝落」

以前にも紹介しましたが、
武颯塾神戸修練会で行っている修練の例です。

相手に触れた状態から、
股関節や膝を一気に脱力させることで力を伝えます。

技術的なことももちろん重要ですが、
本当に大切なことは、

「自分と相手の全体を意識する」

ということです。

相手に対する作用を尺度として、

「どの程度全体を意識できたか」

を確認することが修練の目的なのです。

そして、修練で掴んだ「感覚」を活かして日常生活を送ることが、
武術に取り組む意義だと思います。

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「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

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脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

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「ココロの置き所」

武颯塾で修練している「古伝陳式太極拳」は、
「武術」として指導されます。

私自身、これまでも当然、
そのつもりで修練を続けていました。

套路における様々な形において、
その意味や用法を意識して修練する。

「相手がしっかりと押さえていても動かせる」
という動きを切れ目なく行う。

その為の「力」が流れていることに、
意識を向け続ける。

もちろんそれはとても大切なことだけれども、
それだけでは「武術」にはならない。

最近、そんなことに気づきました。

では、太極拳が「武術」であるために必要なこととは何か。

私はそれが、「ココロの置き所」だと思うのです。

「ココロ」を自分と相手を等分に感じられる場所に置く。

そしてそれをキープしたまま動く。

これは相手に動きを押さえてもらうとわかりやすいです。

「自分だけ」「相手だけ」を意識して動いた時と、
「自分と相手」を意識して動いた時。

明らかに力の加わり方が変化します。

より抵抗なく、大きな力を発揮できるのです。

そして一人で套路を行うときも、
「ココロの置き所」を意識し続けるのです。

それがちゃんとできている時は、

「自分が動いている」

ということと、

「自分が何かに動かされている」

ということが重なり合ったような感覚になります。

この状態になって初めて、

「状況に応じた最適な動き」

となり、それがすなわち、

「太極拳を武術として修練する」

ことになるのです。

そしてこのことは、
日常のコミュニケーションにおいても同様です。

自分が普段人と会っている時のことを思い浮かべると、
「自分中心」か「相手中心」のどちらかになっています。

「自分中心」も「相手中心」も長続きはしません。

「自分中心」は相手が疲れてしまうし、
「相手中心」は自分が嫌になってしまうから。

そこで、「ココロの置き所」を探す必要があるのです。

「自分」と「相手」の全体を意識できるところが、
自分の「ココロ」となるようにトレーニングするのです。

その為の方法として、
身体で検証可能な「武術」は最適だと思います。

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現状を把握し続ける

最近の修練で感じることは、

「現状を知る」

ことが本当に大切だということ。

武術の技を掛けるという状況においては、
どうしても相手をどうにかしようとしてしまいます。

それでうまくいかなくて力を抜こうとすると、
今度は自分が無くなってしまう。

ここが脱力修練の難しいところだと思うのです。

これは結局、

「相手を動かす」

という意識の表裏。

この前提となる意識が変わらない限り、
「力む」か「腑抜ける」かの二者択一になってしまいます。

それなら当然、
筋力でやった方が強い。

力を抜いたら弱くなってしまうという感覚は、

「相手を動かす」

という意識においては当たり前のことなのです。

しかし事実として、
脱力して常人離れした能力を発揮する人がいる。

そういう人たちは、
本当に年齢や性別に関係のない「力」を使っています。

「脱力しているから強い人」と、
「脱力しようとすると弱くなる人」がいるわけです。

この差は一体どこにあるのでしょうか?

私はそれが、

「意識の違い」

にあると感じています。

もちろん武術の技ですから、
結果的には相手が倒れるようなことになるわけです。

ただ、そこに至る過程というか、
意識の在り方が異なるのです。

普通は先に書いた通り、

「相手を動かす」

ということだけにフォーカスしてしまいます。

これは腑抜ける場合も同じです。

「相手を動かす」という前提の中で力を抜くから、
結果として腑抜けてしまうのです。

修練において技が上手く掛からない時は、
このような意識になってしまっています。

ところが上手くいくときはそうではない。

上手くいくときは、

「相手を動かす」

ということよりも、

「今、自分と相手はどのような関係にいるのか」

ということに意識が向いています。

これはつまり、

「現状を知る」

ということをしているわけですね。

そして武術の技においては、
形が刻々と変わるわけです。

それはつまり、
相手との関係性が変わり続けるということ。

「途中までは上手くいくけれど、
最後まで技がかからない」

という場合は、
この変わり続ける関係性を捉えきれていないのです。

だからこそ動きを一連の技として成立させるためには、

「現状を把握し続ける」

ということが絶対に必要なのです。

そしてこれは、

「目標達成」

についても同じことが言えると思います。

以前に立てた目標が、
今の時点でもゴールであるとは限らない。

現在まで続けている努力が、
今後も必要なものだとも限らない。

「行動する自分」と「現状把握する自分」

この両立が大切なのだと、
今、切実に感じています。

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