苫米地式「幸せ脳」のつくり方

苫米地式「幸せ脳」のつくり方

今日は、「幸せ」について考えさせられる一冊を紹介します。

本書のメッセージは至ってシンプル。

・「幸せ脳」とは、いま現在の自分を「幸せ」と感じるようになる脳
・「幸せ」とは、努力をして手に入れるものではない
・「幸せ」とは、「幻想」でしかない

こう書いてしまうとミもフタもない感じですが、
脳の仕組み、認識の仕方をよくよく考えると、
なるほどそうだ、とも思います。

ここで一つ、考えてみましょう。

「自分と世界とでは、どちらが大きいのでしょうか?」

普通に考えれば、当然世界の方が大きいですね。
自分が認識している「世界」に比べれば、
「自分自身」のどれほど小さなことか。

でも、本当にそうなのでしょうか?

自分が認識している「自分自身」だけが、
本当に「自分」なのでしょうか?

今、私たちが住んでいるこの世界について、
私たちは感覚器官を使って認識しています。

感覚器官から入ってきた情報を脳で統合して、
「世界」を再構築しているわけです。

私たちが「世界」と認識できるものは、
あくまでこの再構築した「世界」だけです。

感覚器官が集めてきた情報を脳内で投影したものしか、
私たちは認識することができません。

世界そのものを直接認識することはできないのです。

そして、その再構築した「世界」との様々な関係性において、
「自分」を定義しています。

この定義された「自分」はもちろん、
「世界」と比べて遥かに小さいものになります。

ですが、
「世界」を再構築している「脳」や「感覚器官」はどうでしょう?

「脳」や「感覚器官」が「世界」を再構築している以上、
こちらの方が大きいと言って差し支えないのではないでしょうか。

当然、
「脳」や「感覚器官」も「自分」ですよね。

ということは、
「自分」の方が「世界」より大きいともいえるわけです。

話を「幸せ」に戻しましょう。

これまでの「認識」についての話で何が言いたいのかというと、
「幸せ」だけでなく「全て」が幻想でしかないということです。

本書によればこのことを、
仏教では「空観」という言葉であらわすそうです。

「全てのもの」は、
それ自体を認識することはできない。

したがって、
認識された「全てのもの」は幻想である。

とすればそこには、
「どう認識してどう感じるか」しかない。

というわけで、

・「幸せ脳」とは、いま現在の自分を「幸せ」と感じるようになる脳
・「幸せ」とは、努力をして手に入れるものではない
・「幸せ」とは、「幻想」でしかない

という結論になるのですね。

もちろんそれだけではなく、
本書では実際的な目標の必要性についても書いてあります。

ただそれは、
「全てが幻想」だということが前提です。

その前提の中で、
仮の目標を定めてそこに向かう。

これを仏教では「仮観」というそうです。

そして、「空観」と「仮観」を学んで至る境地が、
お釈迦様の説く「中観」だといいます。

ここまで来ると、
もはや一般的な「幸福論」を超えている気もしますが(笑)

「幸せ」について考えることは、
「悟り」について考えることだったみたいです。

「幸せ」、道理で難しいわけですね。

P.S.

もっと多くの方に来て頂いて,
より幅広く学べる環境。

さまざまな取り組みをされている人たちが、
「脱力」というキーワードで交流できる場所。

武颯塾大阪支部と神戸修練会を、
そんな場所にしていきたいと思っています。

このブログを読んで興味をお持ちでしたら、
ぜひ、ご連絡ください。

修練参加でも、質問でも何でも結構です。

ピンとくるものがあれば、
遠慮なくメールをください。

musou-tensei@eurus.dti.ne.jp
楽しみにしております!!

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

太極拳において目指す身体の在り方が映像で見られます。

「太極拳・基本練功 第1巻 発勁体得 [DVD]」



「太極拳・基本練功 第2巻 内功推手 [DVD]」



「脱力」について興味のある方はこちらをご覧ください

武颯塾東京本部

武颯塾名古屋修練会

武颯塾大阪支部

武颯塾神戸修練会

明石~神戸で鍼灸・整体の施術をご希望の方はこちら

大谷鍼灸整体

脱力・練気武颯拳についての参考にコチラもどうぞ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です